＊電撃デイジー/ NＬ＊

ちょ…待て待て、飲み物くらいゆっくり飲ませなさい。(ペットボトルを口に運んだところで半ば強引に腕を引かれてしまえば危うく溢しそうになり。しかしこんなやり取りも全く悪い気はしないどころか、何事も一生懸命さが伝わる相手が愛おしくさえ思え、低めの位置にある頭を見つめてはくす、と小さな笑みが自然に零れ落ち。「ホラー？ああ…それで一人じゃ怖いから傍に居てくれと」若干にやにやとしながら相手に連行されるがままソファへと向かい)

怖いのは私よりも黒崎の方でしょ？
（後ろで手を引っ張られる相手を振り返ると、案の定にやにやとした嫌な笑みを浮かべていて。図星だったためにむっとした表情を浮かべるも、以前にホラー特集の番組を観ていたときに自分が離れることを許容しなかった相手の姿を思い出し、にやーりと相手に負けないくらいの嫌な笑みを浮かべながらソファに座って）

ッ、ダレがだダレが。校務員さんなめんなよ。(何か思い当たる節でもあったのかほんの一瞬言葉に詰まるも、さして意味のない事を言い返せばソファーに腰掛け相手の頭をぐりぐりと攻撃して。「あ、そーだ」ふと思い出したように身を乗り出し前のテーブルのコンビニ袋を手にすると「ほら、お土産」と袋ごと差し出し。気になる袋の中身は、栗もなかと豆大福という、年頃の女子高生の土産にチョイスするには何とも微妙なもので)

おおう…なんかリアクションのとりづらいお土産ですな黒崎さん。暑いんだし、アイスとか…。
（ぐりぐりと攻撃を受けた頭を押さえながらも、光の速度とも言える速さでコンビニの袋の中を覗くと、中身はリアクションが微妙に取りづらい和菓子。まさか相手に気を使ったオブラートな言葉を発するわけもなく、むしろ勝手な要望を告げながらビニール袋から豆大福を取り出して笑みを浮かべて）

いや俺も店入るまではアイス買おうと思ってたんだよ、ふつーにな。でも何気なくレジ見たらコイツらがずらーっと並んでたわけよ、こうずらーっと交互に。交互にだぞ？豆、栗、豆…ってな。そしたら気になんだろ？買うだろ？買うよな？(相手の言い分はごもっとも。けれど聞いてくれとばかりに直ぐ様ジェスチャーを交えながら、とにかく変にインパクトがあった旨を少々熱く説明をし始め、しまいには強引に同意させようとする始末で。その時不意にTVから起こる悲鳴にビクリと小さく肩を揺らして)

いや、買わないけど…。
（ジェスチャーまでもを混じえて弁解をする相手に、思わずジトッとした視線を向けながら同情することもなくあっさりと告げて。その直後にあがった悲鳴に驚き、テレビへと視線を向けたあとに隣を見ると、自分と同じく驚いた様子でテレビを見ていて。その姿に思わず笑みを浮かべながら、「やっぱり怖いのですかな？黒崎さん」とわざとらしい口調で問いかけて）

いや違うから。今のはお前のビビり方に驚いただけだから。まあでもあんまり俺から離れない方がいいよ…ウン。(怖いのかとの指摘を受ければ、視線はTVに向けたまま、はは…と、ひきつった笑みを浮かべ。口調にも何処となくだがぎこちなさを含ませながら、相手の肩に腕を回して離れないようにと軽く抱き寄せ。恐怖心からの緊張感を紛らわせる為なのか「あー…なんだっけ。あ、そうそう豆大福だよ。フツーは買わないのはわかったけど、要らねーとは言わないよな？」と、話題をすり替えようと試みて)

ふーん…？それじゃ、黒崎さんのセンスないお土産でも食べますか。
（自分の指摘に引き攣りながらも言い訳を告げる相手に、疑わしげな視線を隠そうともせずに向けて。言葉ではセンスないだのボロクソ言っているものの、実際はすでに食べる気満々で袋の中身を出していて。それぞれの和菓子を眺め、「和菓子食べるならやっぱりお茶がいいよね。黒崎ちょっと待って…られる？」と、かつて相手が怖がっていたために不可能だったことを思い出し、相手の腕を抜けて立ち上がりながら嫌がらせ半分に尋ねて）

センスないとはなんだね、キミ。なんつぅか照って洋菓子よりも和菓子なイメージあんだよ。や、いい意味でね、いい意味で。(変な緊張感は続行中のようで、若干不自然な喋り方ながらも相手を逃がさないようにしていたが、あっさりと腕を抜けられてしまえばギクリと焦り。立ち上がる相手の腕を咄嗟に掴むと「ま、待ちたまえ。お茶なら俺やるから、大人しくもなか大福でも食ってなさい」必死に引き止める余り、もはや商品名がめちゃくちゃな事には気付いておらず)

もなか大福？台所暗いけど、黒崎平気なの？
(めちゃくちゃになっている商品名を聞き、思わず苦笑いを浮かべて。焦ったような表情を浮かべる相手の顔へと視線を向けてから、掴まれていない方の手の指で真っ暗な台所を指差して。自分もまったく怖くないわけではないものの、自分よりも明らかに怖がった様子の相手がいることによってなぜか怖さが半減されており、「それとも一緒に行く？」と尋ねて)

(/このﾄﾋﾟｯｸでお2人の絡みを見ていて興味を持ち,先日本屋さんで原作を購入しました!それからもうこの作品大好きになってしまいまして‥!なりきりから原作を読んで好きになったのは初めてで,原作もこのﾄﾋﾟｯｸも陰ながらﾌｧﾝです!!これからもお2人の絡み,楽しみにしています｡支援上げさせていただきます!)

一緒に行く─……わけねーだろ。照、お前なんか勘違いしてっけど、俺そんなビビりじゃねーぞ。無敵の黒崎さんなめんなよ。(“一緒に”、との思いがけない救いに一瞬心がぐらりと揺れる。しかしここでお願いしたら大人として男として余りにも無様だと、若干ひきつった笑み浮かべながら突っぱねて。今も尚テレビから流れるホラー番組特有の不気味な音響に若干ビクつきながら「ちゃっちゃと淹れて来るからここに居ろよ。いいか、絶対こっから動くなよ。隠れたり急に大声だしたり、そっちになんかいるとか変に脅かすのもナシな？」と、ソファーの上の相手にしつこく念を押し)


>26様
(/な、なんて嬉しいお言葉を…！この作品に興味を持って頂き嬉しい限りでございますっ。原作はシリアスも多いのですが、未熟な主ではあの世界観を表現するのは到底無理でして…此方はご覧の通りギャグ強めで照ちゃんを愛でていけたらと思っております/笑
とても素敵な照ちゃんにお相手して頂けて本当に光栄に思っております！温かいご支援有難うございました!!)

(/10日近くも遅れてしまいました…すみません！)

そんなに引き攣った顔で言われましても…。
(言葉とは裏腹に、明らかに引き攣った笑顔で恐怖を誤魔化すように発言する相手の顔を見ながら、少し苦笑い混じりにつっこみを入れて。とはいえ、大丈夫だからと言い張っている相手にこれ以上何か言うのも良くないだろうと考えると、「じゃあ、待ってる。よろしくね」と笑顔を浮かべて、自分は机の上に相手が買ってきた和菓子を並べてスタンバイして)



>26様
(/嬉しすぎるお言葉ありがとうございます…！原作同様にファンになっていただけたなんて、本当に嬉しいです！かっこよすぎる黒崎さんにお相手していただいて本当に幸せな限りです！
原作の照のイメージを壊さないように頑張っていこうと改めて思えました。ありがとうございます!!)

(/いえ、ゆっくりで大丈夫ですので、お気になさらずですっ!!
こちらこそ遅くなり申し訳ありませんっ;;)


お、おう、任せなさい。 (どもりながら返事をすると、物凄い早業でお茶を淹れ元の位置に戻ってきて。テーブルにお茶を置けば、「ま、まあ飲んで寛いでくれたまえよ照くん。怖かったら抱きついてくれてもいいんだからな？」相変わらずビビりながら、隣の相手に寄り添うようにさりげなく隙間を詰めて)

(/ありがとうございます！
主様も返せる時に返していただければ大丈夫ですので、気になさらないでください！)

ずいぶんと早いですな、黒崎さん…。
(テーブルに置かれたお茶に気がつき、相手のお茶を淹れるスピードの早さに少し驚いていて。相手の淹れてくれたお茶を飲もうと湯呑みを両手添えて持って一口飲んでから、「やはり怖いのですかな？黒崎さん。そんなに怖いのでしたら無理せずとも…」と言葉と行動の噛み合わない相手の顔をにやにやとした笑みで覗きこんで)

(/有難うございます!ではお互い自分のペースでまいりましょう!!
あまりにも期間があいてしまった場合はどうぞ催促してくださいね！あ、返事はお気になさらずですっ。では失礼します^^)

だから断じて怖いわけじゃ─……、ッ!!(にやにやと覗きこんでくる相手に何処か恨めしそうな眼差しを向けたその時、山場となるシーンがいよいよ近付いて来たようで。冷や汗が背中を伝うのを妙にリアルに感じながら恐る恐るゆっくりとTVに視線を向けた瞬間、恐れていた“ソレ”が画面に映るか映らないかの絶妙なタイミングで、バッとリモコンに手を伸ばし、ブチリと電源を切ってしまい)

そんなこと言ってるわりには…。＿＿あれ？
(相手の視線にも怯むことなくにやーりと嫌な笑みを浮かべていて。ちょうどそのとき山場のシーンが訪れ、テレビへと視線を移すと緊張と恐怖の入り混じった目で画面を見つめていて。しかし、絶妙なタイミングでテレビの電源が落ち、最初こそ何事かわからなかったものの、「もしかして…黒崎消した？」と避難の入り混じった視線を向けて)

それより照、お茶冷めるぞお茶。豆大福も全然食ってねーじゃん、和菓子も好きだろ？な？ハイ、あーん。(避難めいた視線をすぐ隣から感じるも、敢えて目を合わせないようにし。まるで有無を言わせぬかのような早口で一気に言葉並べては手にした豆大福の包装を早業で剥がし、半ば無理やり相手の口元に押し付けて)

んぐっ！？…これ、結構美味しい！
(自分の口に運ばれた豆大福に驚いたような声をあげるものの、そのまま自分でその豆大福を手に取ると食べ始めて。想像以上の美味しさに嬉しさ混じりの驚きの声を発しながらも、すぐにその豆大福を食べ終え。先程相手の淹れてくれたお茶を少し飲んでから、「じゃあ怖がりの黒崎にはもなかをあげるとしよう」とテーブルの上のもなかを手に取ると包装を取り、どうぞと口元へ運んで)

だろ？だろ？さっすが照、話がわかる。ほら、まだあんぞ。(ホラー番組から意識を剥がすことに成功した為、妙にテンション上げながらよくわからないおだて方をして。このまま和菓子で釣ってしまおうと企みながらもう一つ、と勧めては、己の口元へ運ばれたもなかに「ん、」と素直にかぶりつき)