俺のだって、ちゃんと分かるように。 ( 好きな所に、なんて言われたらどこにでも付けてしまいそうで。 彼のことになると歯止めが効かなくなってしまうから、少しは抑制しなくてはと思ってる筈なのに、どうしても独占欲が先行してしまう言葉ばかり。 内心子供だな、と自分に呆れつつも彼の言葉に「食べる、」と頷きながら一言返せば視線をテーブル上に置かれた本日の夕飯に移して。 )