─じゃあ、俺も遠慮しないで付けるね。 ( ほんのりと紅く残る痕は態と付けたもの、そう言われればけろりと笑み零し楽しみを待つ子供のような口ぶりで告げて。首筋なんかじゃなくて、人目に付くような、もっと目立つ所に残しても良いのだけれど。 何て思いつつもリビングのテーブルに皿を置けば、先ほど座っていたソファに腰掛ければ隣ぽんぽんと叩いて彼に座るよう促せて。 )