及川徹 2014-06-28 13:32:30 |
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…なんですか、それ。見つけなくていいです。
(頬に触れる水がやけに冷たく感じる、その事によって自分の顔がそれ程暑くなっていることを再確認するとムッとしたまま相手を見遣る、相手の笑顔がだんだんと無表情になっていくのを感じる。不味いことを言ってしまった、そう思ったときには遅く、天才が嫌いという相手の言葉が聞こえ、謝ろうとしたがいつもの相手に戻ったのでそのタイミングを逸してしまい、おもわず黙り込んでしまう。「…及川さん、オレ達これから一緒に生活するんです。嘘とか、遠慮とかそうゆうのやめてください。さっきのはオレが悪いんですから、嫌なら本気で嫌って言ってください。」なんて自分からは考えられないような言葉がスラスラと出てきてしまっては“今の痛かったかも”なんて考えてしまって。「わー、そうですねー」と相手の言葉を軽く流すようにあしらうとやはり相手がお前というのは何だか好きな気がする
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