ちょっとだけね (気にしないでという意味で手を横に振っては驚いた拍子に仰け反った上体を起こして。「ごめんね、歯止め効かなくなっちゃって」クスリと何処か妖艶な笑み浮かべて、「ふふ、お礼言う程の事じゃないよ」と言いつつ嬉しそうに頬を染め自分からも抱き締め返し。「歩ける?」のぼせてしまったのか顔色がいつもと違う相手を心配しては支えようと湯船から上がり相手の横に立ち)