それなら俺がお前の部屋に行くまでだ。お前は欲張りなくらいでいい。今までが我慢し過ぎた…色々とな。(窓の外に視線を向けたまま決定事項のようにきっぱり告げては何かと周囲に気遣ってきた相手を思い、感じた事を述べ。己の発言に声を裏返す相手、怯えさせてしまったかとそちらに視線を向ければ)─…お前が嫌がる事はしない。だが…触れていれば離すのが惜しくなるし更にお前を求める。だから…言っただろう、“わからねぇ”と。