…どっちなんだ、馬鹿…。(どうにか己をコントロールし解放したというのに、嫌だとしがみつかれれば鼓動が跳ねて。困惑したように言葉を吐き出した後、一度は下ろした腕を再び相手の背と後頭部に回し) 自分を抑える事に必死で、不覚にもお前のミスには気付かなかった…笑えねぇな。(情けなさを表すよう悔しげに呟くも、抱えた温もりに相手の存在を感じているせいか、声色に柔らかさも垣間見え)