四季彩々【BL/NL】

四季彩々【BL/NL】

柊  2014-06-16 01:29:42 
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冬の私は春に焦がれておりました。
春の貴方に焦がれておりました。

***

四季の「春」と「冬」を擬人化させたオリチャになります。

▼柊(ヒイラギ)
・冬の擬人化、年齢は23歳。
・白く肩までかかるような髪の長さ。
・若葉色をした着物を着て過ごしている。
・喋り方は常に敬語、のんびりとした優しい雰囲気。
・生き物を殺してしまう自分の季節を嫌っており、そのため春がとても羨ましくて仕方が無い。
・常に眠そう。


○私のやるキャラのプロフはコチラ↑になります。
○募集人数は1~2名を予定しておりました、BL/NL問わず、ご希望に合わせてストーリーを進めていきたいです。
○ロルは短~中でお願い致します。
○もしお相手してくださる方がいましたら、できるだけ春っぽい名前で、上記のようなプロフを書いてくださると嬉しいです^^


どうぞよろしくお願い致します。

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  • No.21 by 柊  2014-06-19 08:00:52 

>物乃芽
……嗚呼本当に、本当に貴方は珍しい方だ。知り得ぬことです、貴方がそう言わなければ。私は私の下に眠る土の薫りさえも知ることは無かったでしょう。
(寄せられた土にそっと鼻を近づけ吸い込めば、暖かく、しかし少し湿った土の匂いが鼻をくすぐり。)

……春、とは。
私は決して知ることのない、貴方が訪れると私は眠ってしまいますから。しかしそうでしたか、貴方は春だったのですね。一度お会いしたかったのです。
…っ。春、とはどのようなものなのですか?生き物たちが皆眠りから目覚めるのでしょう?桜とは、美しいものなのですか?
(それからそっと顔を逸らしまた目線を逸らそうとするが、相手が焦がれていた春だということが分かると思わず相手の裾を握り締め質問攻めしてしまう)

  • No.22 by 物乃芽  2014-06-19 09:08:00 


>柊

土だけではない。…これは朔日草。福寿草とも言うが春一番に雪解け水を吸い、雪を割って咲く花だ。この花だけではない。春の物の芽のほとんどは清らかな雪解け水によって生まれる。俺を育むはどんなものかと思ったが、あんたそうだったのか。
(どうすれば己が眠り、目覚めた時の心地よさを伝えられるか考え、帯に付いている蜻蛉玉を手に取っては相手に見せ、いかに春にとって冬が必要なのか説明して)

…そうか。この陽気も美しい自然もあんたは見ることができないのか。
俺は説明が下手なんだ。どうやら此処はあんたと俺が共にいられる場所らしい。
ならば、その目で見た方が早いだろう。俺と居れば緑が枯れることはあるまい。
…桃の花が咲いているならばきっと桜も咲いている
(質問攻めに圧倒されながらも好奇心は己も同じこと。また己の存在により緑を感じることが出来ない相手に後ろめたさを感じれば、裾を握る土の付いた相手の手を取ると立ち上がらせ慣れない笑みを浮かべては外へ行こうと誘ってみて

  • No.23 by 柊  2014-06-19 12:19:11 

>物乃芽

っ、大丈夫、なのでしょうか。
私の存在は……っ。
けれ、ど。貴方といることで感じたことのない春を目にすることができるなら。貴方は不思議な人です、春の陽気とはこんなにも暖かいのですね。
(取られた手に再びビクついてしまうが、暖かさに安堵するとその手を自らの頬にすり寄せて、頬には少し土を付けながら)

教えてください、貴方の世界が知りたいのです。

  • No.24 by 柊  2014-06-19 23:19:49 

【あげです(˘ω˘)】

  • No.25 by 物乃芽  2014-06-19 23:31:01 


>柊

…あんたの苦しみも辛さも本当の意味で理解してやれない
謝ったところで、冬を眠らせてしまう俺が言っても空虚にしか聞こえないだろう。
春をそこまで思うあんたは、俺のことを恨めしく思わないのか?
(相手の手や頬はひんやりとして春の雪解けを感じさせる。どこか切なく儚い相手にそんな思いをさせる元凶である己は妬ましくないのかと問い

俺も此処での春は初めてだ。一緒に探そう。……名はなんと言う?
(相手の手を未だに引いているが不快ではないだろうかと思いつつ平屋を出て歩みを進めながら相手の名を問い

  • No.26 by 柊  2014-06-20 00:03:14 

>物乃芽

私の名は柊と申します。
名にまでも冬をつけるだなんて、神も意地悪をなさるものです。私が恨めしいと思うのは私自身、春を恨んだことなどありません。誰かに手を引かれたのは初めてです。ましてや草花を見ることさえも。
(引かれている手を何度か見ながら。恥ずかしそうに、申し訳なさそうな表情をしては笑みを浮かべて。思わず握られる手をぎゅうと握り締め)

春の貴方がいるから、私は深い眠りにつくことができます。春の貴方がいるから、生き物たちは皆目覚めることができるのです。どうか教えてください、私も貴方の名前が聞きたい。
(引かれる手はそのままに、しかしそれから歩をゆっくり止めると、真っ直ぐ男の目を見ながら問いかけて)

  • No.27 by 物乃芽  2014-06-20 09:02:02 


>柊

…ひいらぎ。木だけなら見たことがある。冬には花を咲かせるのか?
それなら此からが楽しみだな。…言っておくが俺だって誰彼構わず人の手を引くわけではないからな
(相変わらず自責めいた口述に内心苦笑しつつ、そんな彼に此から自然の美しさを感じてもらえると思うと僅かに高揚し小さく笑んで。握りしめられる手には此方も慣れていないとぶっきらぼうに付け足して

柊。それが分かっているなら………。それなら言わせて貰うが、
冬のあんたがいるから安眠でき、目覚めを待てる。そしてその眠りがあるからこそ生きものは美しく彩られるんだ。春の力だけじゃない。俺は、ずっとそう思ってきた。
俺は物乃芽。…だから分かる。毎年違う土の薫りから息吹を感じるのを。
……あんたって頭、堅いんじゃないか?柔そうな身体してるのにな
(相手の言葉を嬉しく思うが少し呆れたように息を吐くと、相手の物言に返すように淡々と述べれば柄じゃないと再び溜息を吐いて。緑を慈しみ其れを見られずに枯らしてしまうのだから自虐的になるのも無理はないと思う。しかし、堅物思考に照れ隠しも相まってその真っ直ぐな瞳から逃れるように繋いでいない方の手で相手の額を小突いてはからかって)

  • No.28 by 柊  2014-06-20 15:27:15 

>物乃芽

っ、
(小突かれたのに少し驚き、それから僅かに照れたように目を伏せて額を摩りながら)

春に焦がれていたのです。その貴方が今目の前にいるとなったら、私だってますます自身を嫌いになると、そう思っていたのですよ。けれど貴方はどうもそれを許してはくれなさそうですね。
(物乃芽の堅いという言葉に少し考えながら、物事を改めるのも悪くないと思いつつ。そして段々と見えてくる今まで目にしたことのない草花たちに目を輝かせて)

っ!物乃芽さんっ、
花です、花がこんなにたくさんっ!

(喜びを隠しきれず手を離して花畑へと走り出しながら)

  • No.29 by 物乃芽  2014-06-20 21:57:31 


>柊

本当に自然が好きなんだな…
(己も自然を観賞することは好きだが、子供のように無邪気にはしゃぐ相手を見ては思わず呆けてしまい花畑へかける相手を見てはボソリと呟いて

あまりはしゃがない方が…体調は平気か?
(ゆっくりと歩みよることで若干の冷気を感じつつ、慣れない春の環境で疲労していないだろうかと。

  • No.30 by 柊  2014-06-20 22:29:50 

>物乃芽

いいえいいえ、今は体調など気にしていられないのです。
こんなにたくさんの花を目にするのは初めての経験で、本当にもう、なんて言葉にしたらいいのでしょうか。
っ!見てください物乃芽さんっ。
生き物がおります、これは何ていう名前なのでしょう(蝶を指しながら)。
綺麗な色です、花々と似た色をするので――っ、
(興奮気味に、けれどそっと花畑へと入って行くと土や草の匂いに目を閉じて息を吸い込みながら。次いで花の周りを飛ぶ蝶たちに高揚して駆け出せば、気温の変化や襲ってくる眠気に耐え切れず足元をふらつかせて)

  • No.31 by 物乃芽  2014-06-20 22:54:14 



>柊

そんなに喜んでくれるなら花も本望だろうな
それは紋黄蝶だな、春先によく見掛ける……って
言ったそばから…ちょっとは落ち着け。そう早く草木は逃げたりしない
(心躍らせる様子の相手に小さく微笑み、聞かれたことに答えようとするがふらつく相手を見ては慌ててその身体を背後から支えてやり呆れたように述べて

この陽気なら桜の見頃はまだ大丈夫だ。少し休んでから行こう。
…あんたの好きな草花に囲まれて寝られるなら良いものだろ?
(己より体温より幾分低い身体を地面の上に座らせようと片手で軽く肩を下に押しつつ、寄ってくる蝶や小鳥と挨拶するように戯れて

  • No.32 by 柊  2014-06-20 23:14:37 

>物乃芽

でもっ。
……物乃芽さんの言う通りですね。
(まだ見ていたいという気持ちもある中、春の陽気にあてられ眠さはどんどん増していくばかりで。どこか安堵を覚えながらそのまま横になると、草花が顔をくすぐるように風に揺られ。しかし蝶や小鳥たちとまるで会話をするように戯れる物乃芽の姿を見ながら)

不思議です、今までの私ならこの草花たちに触れることすら躊躇っていた筈なのに。
物乃芽さんに出会ってまだ数刻しか経っておりませんが、私も何かが変わったでしょうか。
このままでは欲張りになってしまいそうです、桜の開花が待ち遠しくて堪りません。
もっとたくさんの草花や生き物たちを目にしたくて堪りません。
眠りたくないと、そう思ってしまうのです。
(草花を手でツンツンと触りながら、それから両腕で目元を隠しながら口元だけが見えて。それからゆっくりと腕を伸ばし、まるで握って欲しいとでもいうように物乃芽の裾を握ろうとして)

  • No.33 by 物乃芽  2014-06-21 10:07:51 


>柊

俺もこの自然の美しさと尊さを誰かと共有したいと思っていた。
一人で嗜むよりも人と楽しむほうが、より綺麗に見える。それがあんたで良かったと思うよ。
だから欲張りになってもいいさ。不思議だ…あんたを見ているともっと緑を教えたくなる。
それに俺なんかよりずっと花が似合う
(白く艶めく髪に散る花弁はより美しく見え小さな吐息を零し、伸びてきた手をそっと包み込むとその瞳と目を通わせて)

この草花が冬にはあんたの髪の様に白く染まるんだな…
白銀の世界を一度見てみたい。きっと優美なのだろうな
(一面の白を思い描いては好奇心に僅かに心躍らせつつ、繋いでいる手をそのままゆっくり下ろせば空いている手で眠気を誘うように相手の前髪を撫でて。

  • No.34 by 柊  2014-06-21 10:47:42 

>物乃芽

…、とても、美しいものです。
生き物たちも、足跡を作って。
嗚呼、そうでした。ちゃんと、私の元にも彼ら(生き物)は訪れておりました。
(撫でられる前髪に少しくすぐったさを感じながらも、引き寄せられるように瞳を閉じながらポツリポツリと言葉を紡いで。時折、物乃芽の手に擦り寄るように顔を傾けて)

知っておりますか。雪、とは白いのですが。
けれどあれは影を作るのです、降りゆく雪を下から眺め、そうすると。
不思議なもので、黒くも見えるのです。可笑しな話です、しかし私にはそれがとても美しく見えて。
……物乃芽さんにも見せたいものです。私の見ている世界を貴方と共有できたら。
それは、きっと、……、
(次第に瞬きが増え、陽気にもあてられ。体が今まで感じたことのない温もりに包まれながら、けれど言葉はするりするりと落ちてきて。握っているはずの手にどんどん力が入らなくなっていることを感じながらも、それを必死に留めようと弱々しくも握り返し。しかし付き纏うような眠気には耐え切れず、声を小さくしながら眠りについてしまい)

  • No.35 by 物乃芽  2014-06-21 13:15:22 


>柊

(相手の冷たい頬が触れる度、心地よさを感じつつ相手の口から紡がれる冬景色や生き物を想像しては思いを馳せて。まどろみの中、眠りに落ちた相手の髪を撫でながら、つい先刻会ったばかりなのにそんな気がせず、四季の繋がりをフと感じては小さく微笑んで。

さて…どうしたものか。こいつは物を食べるだろうか…
(相手を抱きかかえ平屋に戻り、押入の中にあった布団を引っ張りだしては其処に寝かせて。そしてほんの少しばかり腹の虫がなれば在り合わせで山菜汁を作り置いては一拝し。
相手が起きるまで縁側に座って月夜を眺めていたが、今になって肌寒さを感じれば小さなくしゃみが零れて。
春の夜はこんなものか…
(相手のせいにはしたくなく、そう呟けば月に照らされる桃の花を愛おしげに眺め

  • No.36 by 柊  2014-06-21 14:26:25 

>物乃芽

……ん、……こ、こは。
物乃芽、さん?物乃芽、さん。
(まだまどろむ意識の中、瞬きを数回繰り返し見覚えのない場所に一瞬戸惑いを覚える。しかし此処が元いた平屋かもしれないということを仮定し、着崩れた着物も気にせず安堵を求め物乃芽の名前を呼びながら探して)

物乃――――、
(そこで見つけた縁側に座る物乃芽の姿を捉えるが、月に照らされ何処か儚げに見えてしまう彼の姿に一瞬名を呼ぶ声が止まり。しかしその姿が自身でも分からない程綺麗にも見え、知らない間に白い頬がほんのりと赤く色付いている)

  • No.37 by 物乃芽  2014-06-21 14:42:24 


>柊

柊、良く眠れたか?……その格好では風邪を引く
(桃の花を眺めていると背後から声がし、そちらにゆっくりと顔を向け相手を確認するとほんの少し口元に笑みを浮かべる。ふらりと立ち上がると相手の元に行き、僅かに着崩ずれている着物を正してやれば、無意識に薄く色付く透き通る肌に触れていて。

、すまない。…そうだ、腹は減ってないか?先刻、汁物を作ってみたんだが
(スッと相手から手を離し距離を置くと裾に腕を通しては、命を尊ぶ相手はそれを食することを良しとするだろうかと思いつつ尋ねてみて

  • No.38 by 柊  2014-06-21 15:06:27 

>物乃芽

…、
汁物、ですか。物乃芽さんが作ってくれたものなのでしょう、命を頂くのは正直とても心が痛みます。しかし、そうですね。感謝と捉えれば、幾分癒えるでしょうか。
(触れられたことに少しビクリと反応するものの、離されたそれにどこか切ない気持ちになりつつ。今までならば食そうとしなかっただろうそれは、物乃芽に出会うことで少しずつ考えが変わっていき。それにハタと気づくと、嬉しそうに静かに微笑んで)

嗚呼本当に、物乃芽さんは不思議な方ですね。
一緒に食べたいです、案内してくますか?

  • No.39 by 物乃芽  2014-06-21 15:44:09 


>柊

そうだな、俺もはじめは躊躇いがあった。生命とは儚く短いもの。しかし何かの意味を成して生まれてくるのなら誰かの為に、誰かの中で生きるのが良いのだと、彼らは教えてくれたのさ
(春は生まれるものも多いが、儚く散り去って行くものも多い。その中で緑のぬくもりや薫りが教えてくれたことを目線を下に落としながら静かな声色で話して)

俺は普通だよ。…不思議に見えるのはきっと、あんたが変わってるからさ
口に合えばいいんだが……人と共に食するのは初めてなんだ
(春は己以外の四季が織りなす自然に甘えているだけの凡人であり、相手の優しさが至極雅に見えて。平屋内の勝手場に来ると、木の椀に山菜のたっぷり入った汁を入れ、あまり熱くてはいけないだろうと少し冷ました後に相手の座る机の前に置いては、相手の反応を気にし窺うように見て

  • No.40 by 柊  2014-06-21 15:59:46 

>物乃芽

……、
美味しいです。本当に、美味しいですね。
(木の椀からじんわりと感じる汁の温かさにジとそれを見つめ、それから一口啜ると己が冬だからこそ分かる温かい食事の良さに気づいて。そして相手の目を見て本当に美味しそうに言葉を添えると、箸を手に取り山菜を口にする)

私はお話が下手ですから、生き物たちと会話するのはとても苦手なのです。
しかし聞こえてくるのです、春を待ちわびて雪に眠る彼ら(山菜やその他動植物)の声が。
とてもとても、春を待ち遠しそうにしているのですよ。
とても、……可笑しいですね、今はとても嬉しい筈なのに。
(箸はゆっくりと、けれど確実に進み。半分ほどを食べたところで口を開くと、それは雪が降り積もる日々確かに聞こえてきていた生き物たちの声を述べるもので。どうしてかは分からず、何を伝えたいのかも分からず。けれど可笑しなことに涙が一つ一つと頬を滑り落ちて)

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