槞鴉 2014-06-02 18:00:57 |
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優姫
あ、いや…別にいいんだけど……でも、いくら秋兎の頼みでも女装は…俺、中学入る時にもう女にはならないって決めたし……でも、うーん、あぁ………っし!わかった!他でも無い秋兄ぃの頼みだからな、昔っから面倒見てもらった恩もあるから、俺協力するよ!
…で、秋兎が俺の所に来た理由は分かったけど……十夜はどうして秋兄と一緒に来たんだ?
【十夜がお叱りを受けると少しスッキリした反面、十夜の機嫌が気になったり秋兎に感情的に接して貰って羨ましかったりと何故か逆に複雑な心境になった。様々な感情が入り混じり十夜に対する怒りなど収まってしまうとそれほど気にしていないと伝えて首を横に振る。そして問題の本題についてだが、「女装…?」驚愕して一瞬言葉が詰まり代わりに脳内で恐る恐る呟く、これこそ冗談じゃない。何とか秋兎へと紡いだ言葉の通り女装なんて女々しいことはもうまっぴらごめんだ。しかし、普段常に涼しげで何でも出来る完璧人間のような憧れのお兄さんが平凡な能力しか持たない自分に頭を深々と下げてまで必死に頼んでいるではないか。何を迷う必要があるんだ、男の自分が男の頼みを切り捨てていいのか?否。テレビ出演など少し緊張してしまうが、生まれてこのかた嫌悪の塊でしか無かったこの女子スキル(?)が兄の役に立つのなら喜んで女の中の女になろうではないか!数十秒心の中で葛藤するとこれ以上普段使わない頭を使わないようにしようと髪をクシャクシャと軽く掻き乱し、秋兎に協力すると宣言して
偶然一瞬目が合うと兄越しに睨まれてしまった。叱られたのが気に食わないのか?腹が立つのはこちらも同じと言いたいが正直その感情は既に萎えてしまっている。彼の笑顔はテレビの画面を通しても直に見てもお世辞抜きで見ていて思わず嬉しくなる、そんな顔をしていては勿体無い。十夜の機嫌を直すために口調を砕いて話してみる、と同時にもう一押しとばかりに興味津々そうに十夜に近付くと軽いスキンシップとばかりに笑顔で十夜の服の袖を軽くくいくいと引っ張ってみて】
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あああありがとうございます!
(´・ω・`)
ではでは、自分も今度こそw
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