春風コンビと兄妹の部屋【諷羽学園】

美來……ん、お疲れ……（寄りかかる相手の頬を撫でて
ホントは、誰にも渡したくないけど、仕方ないよなぁ…（でも、少しだけ…そう呟けば相手の頬にキスをして

ふみぃ…すぅすぅ……（キスをされてはほんのり顔を赤くして

ふああ…（そうこうしていると自分も眠くなったのかベンチにもたれて寝てしまい

ん…んー！あれ、寝ちゃった…（数分後に目を冷ましては隣で寝ているおにぃに気づき「おにぃ…////」おにぃの寝顔を見つめては顔を赤面して
もぅ、抑え切れないよ…ﾁｭｯ…（自分の気持ちを口に出してはそっとおにぃの頬にキスをして

数十分後、

おにぃ…予冷鳴ったよ…（隣で寝ているおにぃを起こして

んん…あ、美來…（ふあ、と欠伸をしながら起きる。相手のキスには気づいてない様子で
んじゃいくか（先程のキスを思い出せば少し顔を赤くしつつも平静を装い教室へ向かい

おはよー…うん…（と返事をした美來の表情は昔の無愛想なジト目に戻っていて
じゃぁ、また後で…（そう言うと途中で別れて自分の教室に向かい

（/すみません、そろそろ眠いのでおやすみしますー＞＜ お相手ありがとぉ♪＆お疲れ様です(@^^)/~~）

んあ…どうしてジト目…（うーん？と考えつつも席に座れば授業を受けて
まぁ、良いか…（そのうちウトウトし始めて寝てしまい

(/此方こそお相手感謝です！お疲れ様でした(^^ゞ)

美來の勝手な気持ちで、おにぃを困らせちゃいけない…（そう言って美來は昔の無愛想な美來に戻ることに決めて

(/おはよーございます！）

美來ー帰ろうぜ（放課後になり目を覚ませば妹のクラスに向かい

(/おはようござますっ！)

あ、おにぃ…うん…（教科書をまとめて鞄に入れれば教室から出てきて

…？（何となくいつもと反応の違う相手に首を傾げ
それじゃあ帰るか（まぁいいかと思い相手の手を握って帰りだし

おにぃ…今日のお仕事はどうだったの…？（首を傾げては話題を出してみて

んーかなり良い感じ、結構格好良かったんだぜ？今度家に持ってくるよ（ふふんと自慢気に語り

クスッ、おにぃはいつでもカッコ…良い…もんね…（笑顔から途端寂しそうな表情になり

…どうした？（寂しそうな顔をする相手に首を傾げ

…（背中を向けて立ち尽くして「言ったら嫌われないかな…もし…ダメだったら…」と悪い結果ばかりが頭のなかを駆け巡り

美來…？（考え込んでいる相手に首を傾げる。もしかして、好きな人のことだろうか…そう思うとまた心が痛くなり）
美來…悩んでることがあったら俺に言えよ？なんでも相談に乗ってやるからな（少し、無理をして笑いながら

う…うん…（歯切れ悪く答えると決心して
ずっと、ずっと…お兄ちゃんの事が好きだったの…（振り返ってお兄ちゃんと向き合うと、大人びた表情で見上げて告白し
お兄ちゃん……好き…大好きです…美來と、私と付き合ってください！（自信が失くなってしまい最後の方は目から涙を滲ませて

……………（ポカンとした表情で。何を言われたか即座に理解できず返事までに数十秒かかり
…俺は…ずっと心配だったんだ…美來が誰かにとられないかって…でも告白とかも出来ないで…（うつむいたままポツリポツリと答えて）
俺は、美來のことが好きだ、大好きだ…兄妹としてだけじゃなくて異性として…付き合おう、美來、幸せにしてやるからな…（ぎゅっと抱きしめて

………（おにぃも美來の事を大事に思ってくれたことが嬉しくて言葉が出ず
お兄ちゃん…美來…嬉しい…（抱き締められながらそう言うと嬉しさのあまり泣き出してしまい
美來はお兄ちゃんが居てくれるだけで…（そこまで言うと兄の方を向いてそっと目を瞑りキスを求め