七つの大罪*bl

＞白石さん
ええ、まあ、彼らの性格その他諸々を考えるとそうなってしまうかと
（相手の気持ちも考えれば嫌そうな顔や声になるのも納得出来るので、そこに関しては追求せずにふぅと息を吐いて。自分はマシそうだという相手の言葉にくいっと眼鏡を指で上げながら「僕でよろしければ、協力は惜しまないつもりです」と言った後、少し間を空けてから「ご迷惑をおかけすることになるでしょうが･･･出来る限りの事は請け負います。ですから、ここに留まることをお許しください」と改めて居候をすることに関して頭を下げて）

＞ルシファーさん
おや、お目覚めですか。おはようございます
（リビングから騒々しい声が聞こえたのでキッチンから顔を出してみれば相手の姿があり、そう挨拶して軽く頭を下げ。「これでよければどうぞ。白石さんに教わって作ってみたものです」と言いつつずいっと差し出した大きな皿にはホットケーキが三枚程乗っており）

＞メタトロンさん
それに関しては同意します。･･･ですが、説明すること自体が全く無駄というわけではありません。少なくともその人間に貴方の誠意を伝えることは出来たはずです
（どうやら自分の行動を気に病んでいるらしい相手に、無意識に擁護するような台詞を口にして。それに数秒遅れて気付き、ごほんとわざとらしく咳払いをしてから「説明役は僕が引き継ぎますので、貴方は気にしなくて結構です」と言いつつ少し気恥ずかしいのか視線が横に逸れていて）

＞マモンさん
･･･ふむ、これで四人目ですか
（何やら声が聞こえてきたのでリビングに顔を出せば、もはや恒例行事のように新しい大罪の者がいて思わずそう呟き。相手に近寄りながら「どうも、強欲の方」と声をかけて）

＞ベルフェゴールさん
･･･ええ、そうですね
（何が原因で人間の世界へ来てしまったのか分からない以上、理解出来ない相手だからと言って邪険にするのは良くない。それぐらいは分かっているとばかりに頷いて。「貴方に協力する気･･･というか何かをする気があるのなら、僕も知識を惜しみませんが」と言いつつも、果たして怠惰が本質の彼が協力どころか行動を起こすという思考を持ち合わせているのだろうかと考え、無意識にため息を吐いて）