七つの大罪*bl

>ベルフェゴールさん
そうですか。さすがに私も嫌がる方を強制するわけにはいかないので…待ってみます。
すみません。…ですがどうやら私たちはすぐに帰れそうにありませんのでこの機会に私に‘怠惰’というものを教えて頂ければと。よろしくお願いしますね（近寄らない、と避けるような相手の物言いに残念そうにするも、次は合わぬなら合うまで待とうかのごとく相手をどこまでも受け入れようとスカーフの下で柔らかく微笑む。そして相手から毛布を拒否されればやはり自分の言動に問題があったのかと改まり毛布を後ろ手に置くと正座をして姿勢良くすれば軽く頭を下げ謝罪を述べ、言葉足らずで突拍子のない性格のせいかよろしくと、やはりどこか見当違いな言葉をそれが自然の流れのように言って

>ラジエルさん
気の毒…。私はなんてことを。よかれと思ってやったのですが。説明が下手なものほど悩ましいものはないかと。貴方も趣旨の分からない説明を長々と聞くよりも短時間で最良の説明を聞く方が効率的だと思うでしょう？（呟かれた言葉に敏感に反応すればやや落ち込んだように短く息を吐く。人に迷惑をかけるなんて無念で自分のポリシーに反する。それを勤勉の彼が言うのだから自分が人間に何かしらの不快な思いをさせたのは間違いないだろう。そう考えるだけで大袈裟にも心中項垂れてしまう。言い訳は好まないが自分が説明を省いたのを正当化したく同意を求めるように相手に言って

>白石さん
すみません。私にも理解しかねることを人に理解してもらおうなど横暴過ぎました。
難しく言い過ぎましたね。仲良くしてください。その…重ね重ね申し訳ないのですがどうやら帰れそうにないのでこちらに住まわせて頂きたいのですが。
（頭を押さえ溜息を吐く姿が自分の目にはあまりにも辛そうにみえ、そうさせてしまったことを悔いれば落ち着きのある口調で謝り、どこからともなく水の入ったコップを取り出せば相手の下手から取りやすいように差し出して。ただでさえ怪しく実態が分からない自分は突然話が飛んだりやたら微笑んだりと扱いにくいだろうに無視せずに向き合ってくれる相手が嬉しくついつい意味もなく頬が緩む。そして何をすれば良いか聞かれれば、自分はただ時間を共にし互いを知って仲良くなりたいのだと告げて。続けてこれぞ横暴と言えるあまりにも図々しいお願いをしては相手から向けられる不審な目を敵対心のない優しい目で見返すようにして

>ルシファーさん
おはようございます。よくお眠りになれましたか？…今は此方にお住まいの人間さんに色々許可を貰っていないので私からはなにも差し上げることができないのですが、お水くらいなら（ソファから大きな声が聞こえてくれば嫌な顔せずにそちらにコップに入った水を持って行けば寝起きを気遣って小声で話しかければ手持ちがないことを申し訳なさそうにすれば水を差しだして）