七つの大罪*bl

＞メタトロン
理解しがたいな。
……交友？何をすればいいわけ？
（超現実主義者であり、宗教にハマるような自分ではないから余計に相手たちの存在を認め難く感じており。しかし目の前に実際に存在してしまっている以上、認めなくてはならなくあるのも現実で、相手が自分の一部だと言われても理解の範疇を超えた存在に頭を抱えて眉間を押さえながらため息混じりに答える。少しばかり話が飛びがちな相手に何を言い出すかと言わんばかりに若干ジト目で相手を凝視する。具体的にはどうすることが交友だというのかと相手に問いかけて。）



＞ベルフェゴール
……はぁ。
わかった、居ても良いから帰り方が分かったらとっとと帰れよな。あと掃除洗濯とかやることやらんやつには飯作らねーからな。
（一度に神話の有名人が家に押しかけたとあっては、信者にとっては喜ばしいことこの上ない話だろうが、自分にとっては急に１４人の世話を押し付けられただけに変わりはない。重く溜息をついて相手の言葉を受け止めながら、このまま家から全員追い出しても良いのだが街中がパニックになりかねないリスクを考えると引き取るしかないと腹をくくって。その代わり長期に渡り面倒は見ないと宣言し、ついでに家事など労働の義務を押し付けて。）



＞ラジエル
う、だとすると、俺はこれから天使と悪魔と共同生活を強いられるってことか？
いや、アンタはまだマシそうだからいいんだけどさ……。
（はじめは相手がくだらない嘘をついているのかと思っていたが、その真剣な眼差しと口調に何も言えなくなる。一瞬たじたじになりながらもその言葉が嘘ではないということを仮定すれば、今後自分はギリシャ神話のモデルたちと生活しなくてはならないのかと眉間に皺を寄せる。先ほど他の人についてググったときに相手の名前を見かけて覚えていることが相手は「勤勉」の象徴であるということ。まだ常識がありそうな相手なら面倒を見るのは簡単そうだが、そうもいかない面子も多いと項垂れて。）