七つの大罪*bl

＞ミカエルさん
ええ、ぜひそうしてください。ミカエルさんならばあの方も邪険にはしないと思われますので
（こくりと一つ頷きながらそう言っては、部屋の本棚に視線を向け、自然な動作でそこから本を取り出して開いては「ある程度見て回ったのですが、ここは僕の知らない物で溢れています。それらを全て正しい意味で知ってから、帰る為の方法を模索しようと考えています」と告げ、しばらくはここに留まるつもりだということを伝えて）

＞白石さん
そうですか、知らないのならそれはそれで問題ありません。･･･僕は、いえ、僕達は貴方達人間の世界ではそう呼ばれています。単刀直入に言えば、僕達は人間ではありません
（相手の返答に特に気にした様子もなくそう言っては数秒だけ何かを考える素振りを見せ、それから相手の顔を真っ直ぐ見つめながらはっきりとそう告げて。「概念とも言えるのでしょうか。分かりにくいのでしたら、大罪の方を悪魔、美徳の方を天使とお考えください」と人間の世界に存在する架空の生き物に例えつつ、相手からの言葉を待つように口を閉ざして）

＞ベルゼブブさん
･･･話は最後まで聞いてください
（躊躇無くテレビにかぶりつき予想通りな反応を示した相手に、少し呆れた様子でそう言って。綺麗に歯型がついてしまったテレビに目を細めながら「これはテレビと言います。簡単に言えば、見て楽しむ娯楽物質です」と軽く説明を挟みつつ、テレビを元あった場所に戻すように目配せで指示をして）

（こちらこそド真面目で堅物くんですがよろしくお願いします！）

＞メタトロンさん
時間が足りないとぼやく人間の気持ちは分からないでもないです
（小さく笑う相手を一瞥しながら、いつの日か聞いた人間の呟きを思い出してふむと頷きつつ上記の台詞を口にして。人間とは理解出来ないものに対する反応が顕著で、受け入れようとしないか積極的に知ろうとするかの二択だ。その人間が後者だった場合、説明が下手な相手のことだ、かなり省かれた説明を受けて複雑な気持ちになっているだろうと予測し「･･･その人間も少々気の毒ですね」と思わず呟いてしまい）

＞ベルフェゴールさん
まだ何人か見かけていない方もいますが、全員が揃うのも時間の問題かと
（相手の言葉にわざわざそう返事をしながら、まだ会っていない者達も来るだろうということを予測して。「怠惰が貴方の本質ですから、それを変えろと言うつもりはありません。ですが、やはり僕には理解しかねます」と、相手の大罪は否定しないものの、自分とは真逆のそれにやはり苦手意識が出てしまうのは必然で、笑みを浮かべる相手に対してこちらは表情一つ動かさずそう告げて）