七つの大罪*bl

>マモン

刺激…おい、あーんしてみ。
（刺激、という漠然とした言葉にしばらく考え込むも答えは出ず。しかしなぜだろう、暴食の自分でさえ本能的に口にするのが気後れしてしまう。しばらくの間においを嗅いだり眺めたりした後再び相手に声をかければ口を開けるよう促して。）


>ラジエル

あっバカ！離せよメガネ！
（口に物を入れたままやかましく喚き、首根っこを掴んでいるのが見知った相手だとわかればメガネメガネと罵って手足をばたつかせ抵抗し。しかし冷蔵庫をのぞいた相手の苦々しい表情に何かを感じ取ったのか「お、おい…なんだよ」微かに動揺の色を浮かべて相手と冷蔵庫とを交互に見やり、けれど手に持った野菜を齧ることはやめず）


>メタトロン

あ？いいよめんど…いや、汚したら悪ィし。
（もう片方の手でも果物を鷲掴みにしてがっつきながら、差し出されたハンドタオルに目をやりもごもごと答えて。後半の言葉もあながち嘘ではないものの、本心は一刻も早く空腹を満たしたいという思いでいっぱいで。べたつく果汁は気になるが食べ終えた後でぬぐえばいいとがさつな考えに思い至れば「…ありがとな」１度手を止め、少し照れたように呟いて「でも食いモンだらけだな、この家。食料庫かなにか？」はぐらかすために尋ねてみて）


>直人

…ナオトサマ？じゃあここ、ナオトサマの城なわけ？
（変な名前だ、なんて思いつつ確かめるように呟いて相手の表情を伺い。吹き出したことには全く気付かず、彼がまだ怒っているものだと思い込んだまま不慣れな正座にじっと耐え。ふと、食料に気を取られてばかりで考えもしなかったがいったいここはどこなのだろうかと疑問に感じ。主というだけあって”ナオトサマ”は相当偉い人物なのだろうと予想すればおずおずと尋ねてみて。「…なんか狭い城だな」ぽつりと漏らすもしまったといった表情で口元を押さえ）