七つの大罪*bl

＞ラジエル
幸か不幸か、俺は普通の高校生よりは金があるんだ。金銭面での迷惑なら気にしなくていいんだけど……いや、アンタに言う話じゃなかったな。
うん、まぁアンタはそこまで気負わなくていいから。
（相手の頼もしさにどこか感動を覚える。やはり他の、特に大罪組と比べると美徳組はマシなのが多い気がする。現実的な問題として、一人暮らしで恐らく税金対策ではあるのだが仕送りは信じられないほど多額な自分にとって１４人で共同で暮らすことはできてしまう。これが良いのか悪いのかと頭を抱えていたが、それは相手には関係ないと首を振って。相手に頭を下げられるとなんだか悪いことをしてしまっているような気分になってそれを静止する。相手のように良識がある人物には甘くなる自分がいることに気付いて苦笑し。）



＞ガブリエル
（/宜しくお願いします！）

はい、今度はどこのどちらかな。
アンタ名前は？
（扉を開けて部屋に入った瞬間に目の前に見知らぬ顔。いい加減に慣れてきたのか、落ち着いたようすで呟く。もはや普通の不審者だった方がどんなに良いかと思うほどに手を焼いていたが、慣れというのは恐ろしいもので動揺することなく相手をゆっくりと観察して。片手にスマホを持てば相手に一言問いかけて、相手の正体を知ろうとして。）



＞マモン
！？に、人間だよ、文句あるか！
頼むから人んちで騒ぐなよ。
（相手の狂気にも満ちたリアクションにぎょっとした顔をして思わず相手から一歩距離を取る。それでも騒ぎ続ける相手に自分を奮い立たせて精一杯言い返すがやはり相手の勢いには負けていて。ご丁寧に「強欲」だと教えてくれた相手に、欲があるとうるさくなるのか？と疑問が湧くが、質問どころではなくまずは相手を黙らせることが先決かと相手に黙るように言って。）



＞ベルフェゴール
そりゃあ俺は頻繁に掃除してるし……よし、風呂掃除しろ。
風呂掃除しなかったら飯抜き。
（よけられたことにイラつきながらも持ち上げた足を床へと落とし、屁理屈をこね回す相手に呆れたようすで見下ろして。言われたとおりこの部屋は綺麗にしている。そもそも相手が掃除をしなくてはと思うのは一体どのレベルなのだろうか。考えてもキリがないので思いついたようすで相手に風呂掃除を命令する。綺麗好きの自分としては風呂は毎日掃除してもし足りないくらいに思っている。そしてこの命令に背いたら飯は作らないと相手を脅して。）