パンフレット 2014-05-06 15:22:38 |
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>柳君
なに言ってるのよ…。(自分のことを超人だという相手に若干内心呆れつつもさっきのことがなかったように平然と立ち上がった姿を見ると本当に超人なのかと少し驚いていて。
>矢谷先生
そうですか。なら、ありがとうございます。(謝ることではないという相手にならこんな己の冗談に付き合ってくれた感謝の気持ちを伝えておいて。こんな風に話し合うのも恐らく今日で終わり、明日からはまたいつも通りになるだろう。どうせそうなるなら今ぐらい冗談を言わせてくれるこの時を少しでも楽しもうか。「それは嬉しいですね。でも私の旦那になるということはそれだけ信じている人でもあるのでそこまでしなくても構いませんよ。」まだ相手も見つかっておらず見つかる可能性も低いのに何の話をしてるんだろうと思いながら再びクスッと笑って。
>一之瀬君
ちょっと…。雨降ってるでしょ。(中庭の見回りに来てみればまさかの急な雨に少し溜め息を吐いて。雨が降ればいつもの見回りも少し憂鬱なものになる。ほとんどの生徒は校内へ入るので楽なところもあるのだが、なんて考えていると雨に濡れながら絵を描く相手を見つけて傘を開いて駆け寄り。相手が濡れないように傘を上に持って来れば上記を述べて。
>紫月先生
…はい、そうですね。(もうすぐ1時間目が終わってしまう、ということは相手と話せる時間ももう終わりに近づいているということでもある。そう考えると上記も少し寂しそうな返答になって。「は、春?ってことは…。」相手から出た春という言葉に露骨に驚き、春ということはつまり恋ということであろう。顔を赤くしどうしようと考えるも数秒経てば何かに気づいたようにいつもの表情へ戻りすぐに悲しそうに俯いて。「先生の言う通りこれが恋なら一生叶わない恋ですね…。」と。
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