とくめい 2014-04-13 23:00:06 |
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──いつからそんなに偉そうになったんだよ。 …見せる必要無いだろ。(彼に痕を残された己の首筋を指で伝いながら小言を漏らす。ああ言えばこう言う彼は外で会話するより頑固で執拗に己の中に踏み込んでくる。だが、それが嫌ではなく嬉しくなってしまうのは本能で彼の肩にゆるりと寄りかかると、満悦感に浸り、心が満たされたせいか疲労のせいかよく分からない眠気を催す。背もたれに掛けられた彼の上着を手にするとそれを胸元に掛けて「…ちょっとだけ休む。」と言葉を残し瞼を下ろす。)
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