―…可愛過ぎ。 (彼のか細い声。こんな深い口付けをしていても告げようとする姿に思わず笑みが零れるのと同時に彼を独占したくなる。部屋に響く水音や彼の息遣いなどで理性さえも壊される。するりと頬に添えてた手を彼の後頭部へとまわして支えると更に深く求める。己の唾液さえも流し込んでは飲ませて。何時もの様に呼ばれれば一旦口付けをやめ「名前で呼んで下さい。綾人さん。」囁く様に告げては再び口付けをする。)