―え、そんな事ないですよ。 (そんなにも調子乗ってたかな、なんて思い出してみても思い当る節が無く。照れているのかなかなか視線を合わせてくれない彼。「好きですよ。何もかも。」彼の額に軽く唇を寄せると首筋に顔を埋められ甘えているのかと思ってはどうしようもなく胸が疼く。好き、愛してる、と彼の耳元で囁いて。)