店長 2014-04-13 18:12:26 |
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>猫さん
ふふ、なんかご主人の帰りを待っていたお嫁さんになった気分です。
(相手が少しばかり表情を明るくして店に入っていくのを嬉しそうに見つめながら相手の少し後ろを歩いて店内へ。定位置に座った相手を確認しながら自分はカウンターの向こう側へ。そして相手から改めた様子で言いなおされた「ただいま」の響きに、なんだか嬉しさがこみ上げて来て笑みを零す。くすくすと楽しげに笑いながら仕事帰りの相手を旦那に見立てて世の中の主婦はこんな気分なのだろうかと想像して。)
>カンザキさん
へ?顔、ですか?……心も痛めてるとしたら、カンザキさんが優しいからではないでしょうか?
そ、そのはずです……。てっ、店長は好き、です、けど――ってなんでここで店長が出てくるんですか!
(相手の言葉に間抜けなリアクションを取ってしまうが、そのことに気づく余裕もなくて不思議そうに首をかしげて、自分は何か変な行動を取ったのだろうかと考え込んで。物理的な話ではなかったと相手に指摘されて一瞬口を噤む。相手が裏社会の人間であることを知っていても、相手が無意味に暴力を振るうことなどありえないと断言できる。それなりに理由があってやることだろうから、胸を痛める相手の心の優しさに感嘆しつつ、その痛みは相手の優しさが原因だろうと告げて。相手をそんな目で見たつもりはないが心でぐっと境界を引かないと簡単に飛び越えられそうな自分がいて必死に食い止めている気がして、煮え切らない言葉を返す。しかし唐突に相手の口から出てきた店長の言葉につい慌てて返事をする。正直尊敬しているがそれ以上の感情があるかどうかなど自分ではわからなくて、それを相手に話してしまえばややこしくなるのは明白だったため、なんで不在の店長の名前を出すのだとツッコミをいれて。)
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