……妖怪ではないですよ。私が妖怪だなんて、妖怪に失礼じゃないですか(此方を見つめる相手の視線から逃れるように立ち上がりながらも簡単に自分の身体に術を掛け尻尾を見えないようにし。妖怪ではないものの血は受け継いでいるので人間よりも身体は丈夫で、軽く足首を回し痛みがないことを確認すると少し乱れた頭巾を整えながら軽い調子で返事をして)