神社のじ-ちゃん 2014-03-26 15:22:55 |
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>惣右介
…ど、どちらも何も…此処の神様、だが…。
(此方を警戒しているらしい蛇達の様子を見て数歩後退するものの立ち退くつもりはないのかその場をそれ以上動く様子はなく。こちらの呼び掛けに応じた青年の言葉にまるで言葉遊びでもしているようなどちら様→神様などというふざけた回答を至極真面目に返せば再び蛇の方へと視線を落とし。自分の本来の姿に似ていなくもないその細長い体に興味を持ったらしく、前触れもなくひょいとしゃがみこむと蛇と目線を合わせようとしてか姿勢を低く低く保ち。「…お前は何だ。角や手はどうした、折れたのか?髭もないし…もしや飛ぶ術も無くしたか。だからこう、にょろにょろと地面を這っているのか?」今度は蛇の方に質問しているつもりらしく、龍である自身から見て湧いてきた素朴な疑問を遠慮なしにぽんぽんぶつけていけば、どうやら蛇という生物自体を今此処で初めて認識したらしく半ば憐れんだような様子でそちらを見つめて。)
>銀次郎
ッ、ほ…おお、すごい風だ。お前、八咫烏というのか。立派な名前だな。
(ぱたぱたと口にしたそのままにそれほど風が起きない程度にしか彼の羽根は機能しないと見定めていたらしく、予想以上の風の強さにふわふわと短い髪を靡かせながら丸く目を見開いてその様子を体感すれば楽しかったとばかりのうきうきとした雰囲気を振り撒きながら感心したとばかりに声を漏らし。妖怪の名など対して耳にしたこともなくそれ故に彼の名も種族としてではなくその者本人の名と判断しぺちぺちと緩い拍手と共に称え。続いて彼がまた何やら話しているような気がしたが今自分の興味を最大に惹き付けるのは先程広げて見せてもらった相手の羽根の方、話などろくに聞かないままじりじりと相手との距離を詰めていくと羽根のうちでも外に向けられた柔らかそうな先端の方を人差し指でそっと触れてみて。)
>零
ーーおう、ご苦労。さて野苺の用意、が……。
(階段に腰掛けてくれた相手の隣へこちらもすとんと腰を下ろすと野苺の到着が暫し掛かっているのが気がかりなのかそわそわと落ち着きなく体を揺らしていて。それから数分も経たないうちに不意に傍の草むらが揺れるとそこから野うさぎが列をなして此方へとやってきて。どうやら山の動物を使役しているらしくその野うさぎ達が一匹ずつくわえた野苺を両手に乗せさせていき、手から溢れんばかりの野苺が貯まったところで野うさぎ達に言葉を発するとそれが解散の合図だったのかそれを期に一斉に野うさぎが帰っていき。集まった野苺をほくほくとした気持ちで見つめてから相手に差し出しがてらそちらへ顔を向けるとそこで彼の尻尾がいつの間にやら増えていることに気がつき。絶句とばかりに言葉を途切れさせるとばらばらと手に集めていた野苺を落とし、それにより空いた手でいきなり相手の肩をがしりと掴むと「ッ、ど…な、え…し、尻尾が…。…さ、裂けたのか?い、痛いだろう…大丈夫なのか?」などと動揺を露にした様子で尋ねて。)
(/テストお疲れさまです^^)
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