庭球プリンセス

あー…そうかもね(思い当たる節でもあるのか頷いて)

お、やった!ラッキー!(嬉しそうに笑み浮かべて)

思い当たることでもあるの？（相手の様子を見て不思議そうに）

ほら、遠慮なしにおいでよ（笑み浮かべて構え）

うん…最近うちの部長が手塚先輩の真似してるみたいでさ、よく"グラウンド100周!"って走らせるんだよね(少々疲れた表情しては怠そうに説明して)

そう急かさないでよ(苦笑い浮かべつつも鋭いサーブを打ち)

…それは大変だね。んで、真面目に走ってるわけ？（相手の様子を見て大体を察するも問いかけて）

それで本気？（笑み浮かべて余裕で返し）

…50周くらいは真面目に走ってます、ハイ(正直に本当の事を述べては苦笑い浮かべて)

うーん、70%くらいは本気のつもり(おどけた口調で言いつつ此方も打ち返して)

へぇ、意外と真面目なんだね（信じられないような顔をして）

俺は真面目に行くよ（ボレーで返し）

流石に少しくらいは…ね(少し視線を逸らしては引きつった笑みを浮かべ)

っと、危ない危ない(危ないと言いつつ危機感の無さそうな声で呟きつつロブをあげて)

最初からサボってるかと思ったよ（からかうような笑みを浮かべて）

打っちゃっていいんだ？（挑戦的な笑みを浮かべるとスマッシュをうち）

そこまで酷くないよ、いやそれより私を何だと思ってんの(いくら何でも最初からはサボっていないと苦笑いしては、どこまでサボり魔だと思われているんだと思い)

そう来ると思った(相手のスマッシュは想定の範囲内だが、いざ打ち返そうとすると球が重く、ラケットは弾かれ手から滑り落ちてしまい)

普通のサボリ魔だけど？（悪びれた様子もなく頭の後ろで手を組み当たり前の様子で答え）

…まだまだだね（ボウシのツバをあげては満足そうに笑って）

余計タチ悪くなってるような…(至極当然のように言う相手に最早笑う気もせずただ口元を引きつらせて)

…ちぇ(少し不服そうに頬膨らませて)

なんか言った？（聞こえなかったようで首を傾げて）

ほら、次！（相手の方にボールを渡し）

ううん、何でもない(首を横に振って)

はーい(少し気の抜けた返事しつつも、先程より威力を上げてサーブを打ち)

(/レス遅くなってしまいすみません!)

それならいいけど。
あのさ、明日暇なら俺んち来る？（相手から視線を逸らしつつ問いかけ）

それで本気？（ボレーで相手の方へ落として）

（／大丈夫ですよー！）

…え?いいの!?勿論行くよ!(目を輝かせ嬉しそうに笑って)

あのね、少しは手加減しようと思わないの?(困ったように顔を顰めて)

(/そう言って下さると助かります!)

本当に純粋だね（相手の様子をみて小さく笑い）

思わないね。俺はいつでも全力投球だから（ラケットを相手に突きつけ微笑み）

（／私こそ遅れてしまってすみません）

そう?大体皆こんな感じじゃない?(相手の台詞に首を傾げ)

そうですよね〜(相手の言うことが分かっていたかのようにおちゃらけた口調で左記を述べ)

(/全然大丈夫ですよ!)

いや、純粋だよ。他の奴らは、ね（苦笑し、相手を見つめ）

何、その言い方？（ムッとした顔で相手に近づいて行けば鼻先を押し）

（／ありがとうございます！）

ふーん…私にはどこが純粋か分かんないけど…ま、いっか(あまり理解していないが適当に話を流しては一つ欠伸をして)

ちょ、鼻変形するって(鼻先を押されれば数歩後ろに下がっては「別に何でもないよ」と半ば棒読みで告げては顔を逸らして)

(/お互い様ですし、私も人のこと言えないので…;;←)

(/上げます!)