竹内 2014-03-13 18:37:35 |
通報 |
>千歳さん
………違う、違うんだ
(また相手を困らせてしまった。そしてまた抱きしめられる腕に安心して抱きしめ返してしまう己を嫌悪する。「…だから言ったじゃないか、俺は君が思ってる程大人じゃないって」そう言う声は若干震えていて相手の衣服を掴む腕に力を入れると此方も己の決心を述べようと一つ深呼吸をし、「俺も、俺も君が好きなのに、目の前に大好きな君が居るのに…あの人のこともまだ、忘れられなくて。…ッ最低な奴だよ俺は。俺は君の言うような大人じゃない、ずるい我儘なガキだよ。どちらとも選べない馬鹿で、形だけの大人で」色々な思いが混雑して言いたいことが上手く言えずただ言葉を叩きつけ、泣いてはいけない立場なのに涙は自然と頬を伝っていき
トピック検索 |