その優しさで色々な人をその気にされるからね…ぼくもその中の一人さ(眉を顰め困り顔を作れば相手を見詰め。 料理を待つ時間さえも楽しいと語る彼に″ふぅーん…そんなものなのかい?″と隣で呟けば、次に己が手伝う工程を指示され従いながら卵を手に持つ相手に「─おっと!了解。この器に入れればいいんだね?…シンジ君、それは何?」不思議そうに問い掛け