一番大切な人 ｡ ( bL )　

　side 成宮 春　。

俺は昔、ある奴に虐められていた。 というか､地味な嫌がらせ、だ。
俺は其の時まだ弱くて、めそめそ泣いた。 泣いた所で、なにも変わらない。
自然と幼馴染の彼奴にも親にも他の奴にも言わなかった。 言いたくなかったんだ。

幼稚園から幼馴染の彼奴とは本当に仲が良かった。 彼奴と居れば心も落ち着くし、今でも親友だ。

中学校に入って、俺を虐めた奴が転校した。 " 良かった。 "心からそう思った。
其れから平穏な日々が訪れ、極幸せに、楽しく、自分らしく、3年間を過ごした。
高校に入学しても幼馴染とは同じｸﾗｽで仲良く弁当食べたり、勉強したり。

ｸﾗｽとも馴染めて、毎日が楽しくて。　"俺は変われた。 強くなった。"と、思っていた。

高校2年の冬、季節外れの転校生が来た。 いや、帰って来たんだ。..彼奴が。
背筋が凍って、寒気が走って、如何しようかと。　最悪な事にｸﾗｽも同じ、最悪な事に。
自分は強くなったと信じて、信じきって、いつも通り。　大丈夫、耐えれる、自分ならできる。

そして数日後、ｼｭｰｽﾞが無いと思った時。　始まった、と思った。　__

" 大丈夫、俺が守ってやる "　そんな言葉を聞くのは、まだ先の御話..　*


（ 的な感じです！ 意味わからんですね、分かります！←　質問とか有りましたら答えますので。　因みに幼馴染くん募集です、攻攻な勢いでﾘﾊﾞﾘﾊﾞ的な。(意味不)　んま、御待ちしてます。* ）