主. 2014-02-18 08:03:52 |
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>相馬
---ッ、
(耳を刺すような何かの破壊音に僅か、眉を顰めれば其の視線が行くのは当然廊下だろうか。何時もなら適当に生徒会の他の面子に向かわせるのだが今回はどうした事が誰も居なく、己が自ら出向く事は少ないのだがいた仕方あるまい。重々しく革張りの椅子から腰を上げれば静かに生徒会室の扉を開け---、其処に広がっていたのはなんたる惨状。見事に割られた硝子の破片の中、不自然に落ちている一つの野球の玉を拾えば双眸を細めて。「---我が校で、窓硝子が割られる、等。」と低く呟けば、其の野球の玉を持ったまま、近くにいた生徒に至急掃除をするように伝え、己は生徒会室へと戻れば。)
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