男子校[BL]

早瀬

妄想でもないよ、絶対。(今度は迷いなく自信あり気にハッキリと断言し、相手の代案を出した直後に打ち砕いて。目を開けたかと思えば否定する相手に、「さっきまであんなに元気だったのに?」なんて先程までとの明らかな違いを指摘して。力の無い自分でも止められたのが少し気になったが悔しそうな相手に気を取られ、「犬だよ犬。わんこ。」と相手の手を離して相手の頭を軽く撫でるように手を置いて。認めた言葉を言い終われば直ぐに目を閉じ、一瞬開けたかと思えば先程より目の前にいる相手と唇の感触から全てを察して。「んっ…」なんて思わず甘い声を出してしまえば相手に身を委ねることにして

>光月
じゃあ何なんだよ(何を言っても否定してくる相手に苛立ち、何故この会話をしているのか元の話すら忘れてキレ気味に。指摘を受けては怠そうに首裏に手を回し「急に眠くなったんだよ」とこれが嫌られる原因の一つだと理解していながらも弱い声でボソボソと言い訳して。力を入れていた時に手を離され後ろによろめくも足を引いて踏ん張り「バカにしてんのか」とムスッとした表情で言うと、手を振り払おうと犬が水を払うかの様に頭を振って。声で大体分かってはいたが念のため薄く目を開けて表情からも嫌がっていない事を確認し、相手の口内に舌を差し込んでは案外すんなり開いた唇に首を傾げながらも歯をなぞる様に舌先を動かし)

早瀬

だから、君よりも頭良いってこと。(自分すらも何時の間にか会話の内容を忘れていたため相手の発言の間に思い出し、できるだけバレないように速くつたえて。「言い訳になってないよ~」なんてこちらもやや小さい声で口を挟むように言い、認めればいいのになぁ、とか思いながら相手を眺めて。よろめく相手にこれまた少し驚けば、「馬鹿になんてしてないよ、ただ可愛いな~、って。」なんて微笑みながら何故か嬉しそうに相手に言って。予想以上に長い口付けに息が苦しくなってきたのか、相手と絡んでいる脚を少し動かして

>光月
…まぁ、悪くはないみたいだな(自分が忘れていた事を覚えているとはつまり、自分より頭が良いという事を認めざるを得ず、しかし素直に認めるのも癪で上から目線で偉そうに。反論してくる相手に聞こえる様にフンと鼻を鳴らしてま「言い訳ってか事実だし」と嘘のくせに理屈としては正論を言いながら相手を流し見て。可愛いなんて女子供に言う台詞を自分に向けられ、へ、と間抜けな声を出しては呆けた様に何度か瞬きし、大きく息を吸って「俺は男だぞ！？」と叫び、証明しようと相手の手を取り自分の胸へと押し当てて。次は何をしようかと考えている最中に脚に伝わる違和感。何かと思い目を開けると相手の苦しそうな顔が目に入り、気持ち良いのはいいが苦しめるのは嫌だとの理由で名残惜しいが口を離して)

早瀬

当たり前じゃん。成績上なんだから(なんて最早数えきれなくなったドヤ顔を相手に向ければ事実をハッキリと述べ、偉そうにする相手に更に偉そうな態度で返して。反論にも反論する相手にむっ、ときたのか、「事実じゃなくて嘘でしょ、それ。」と見透かしたように言い。幾度も呆れて聞き返す相手にめんどくさそうな表情になり、「男だからって可愛くないことはないでしょ」なんて自論を述べて。やっとのことで空気が吸えれば、自分の喉を軽く抑えるように手を当てれば「ケホ、ケホ」と軽くむせこんで

>光月
お前ドヤ顔好きだよな(嫌味かと苛立つが確かめようがないが事実なのだろうと必死に堪え、何も言わないのは駄目だろうと代わりに何度もしている表情にふとそう思っては口に出し。「なっ…嘘じゃない」とあからさまに狼狽するが嘘をつき通そうとし、誤魔化そうとしたが上手く行かず、わざとらしい不自然な欠伸を一つ。「身長の事か…！」可愛い=小さいという意識がある様で、コンプレックスを刺激された事により全身を小さくわななかせながら言い。苦しげに咳をする相手に罪悪感が込み上げて来、気不味そうに目を泳がせては「あー…大丈夫？」と落ち着かせようと頭を撫で)

早瀬

…そう?(本人はあまり気づいていなかったらしく意外、といった表情になり、ドヤ顔多いのかな、なんて真剣に考えながら自分の両頬に両手を当てて軽く悩み込み。ひたすら嘘を突き通す相手に「わざとらしい欠伸…」なんて呆れたようにジト目になりつつ言い。自身とは少しズレたところを気にしていたが、「まあ、身長のこともあるけど…」なんてそれも認めて。頭を撫でられれば目線を相手の方にやり、「大丈夫…」と少し息を荒くしながら言って

>光月
しょっちゅうドヤ顔してんじゃん(自覚無かったのか、とこんなにしているのにある意味凄い事を知っては呆れ混じりの声で言い。突き刺す様なジト目に耐えきれず目を逸らすが一度目に入ってしまえばどうしても意識してしまい、とうとう「うるせー、もう寝るし」と眠気は全然ないがその場に寝転んで。“身長”“ある”と言う単語に耳が反応してしまい、間にあった“も”なんて全然聞こえず「お前なんか嫌いだああああ！！」と天を仰いで絶叫し。大丈夫とは言ってくれるが、相手に嫌な思いをさせたと落ち込んだ様子で「ごめん」と髪を掻き分け額に軽いキスを落とし)

早瀬

それだけ君がさせてるってことでしょ(なんて軽く笑いながらもさりげなく責任を相手になすりつけて。しかし覚えがなかったのは事実、どうしようもないので内心ではそれを認めていて。その場に寝転ぶ相手に「眠くないのに寝れるの?」なんてニヤニヤしながら言ってみて。目の前で大声で叫ぶ相手に耳を両手で自分の耳を塞ぎながら「いいじゃん、褒めてるのに…」と寂しそうに言って。落ち込んだ様子の相手に、抵抗していた気持ちは何処に消えたのか「大丈夫…」なんて優しそうに言って

>光月
俺かよ！？いや、俺は悪くない！(いきなりの押し付けに目を剥いて自分を指差し。見た目だけだと単に驚いている様に見えるが、そんなにドヤ顔される程俺がバカなのか…と少々落ち込んで。無視してそのまま目を瞑っても良いのだが律儀にも「頑張れば眠れる」と返事した事で眠気がない事を知らず内に暴露してしまい。可愛いも小さいも馬鹿にされている様にしか聞こえず「どこがだよ！言ってみろ！」と先程叫んだ勢いそのままに指差して尋ね。優しく言葉を掛けてくれる相手に欲が出たのか、次は苦しくない様に、と心に誓いつつ「じゃ、もっかいいい？」と懲りずに指を一本立てて小首を傾げ)

早瀬

悔しかったら成績で抜いてみれば~?(なんて笑みは絶やさずにまたも上から楽しそうに言い、ムキになる相手に可愛いという気持ちを抑えられずにいて。頑張れば、の一言を聞けば「ってことは眠くはないんだね」なんて言いつつ口元が思わず緩んでしまい。指を差されれば少し目を見開き、「例えば…すぐムキになるとことか。」と現に相手が今とっている行動を例に挙げて。全く懲りない相手に一瞬ビクッとして抵抗ある表情になるも、「どー…ぞ」と口では承認していて

>光月
本気出せば余裕で満点取れるし(嫌味ったらしい言い方に思わず拳を固めるも、殴ったら負けだと自分に言い聞かせ典型的な出来ない人の言い訳をして。指摘されて、あ、と小さく声を漏らし「眠い眠い！あー眠いなー！」と眠気を全く感じさせない大声で子供の様な事を。ムキになっている、の部分に反応するよりも、それがどうかの方に疑問を感じ「それって可愛いか？」と心底不思議そうな顔で腕を組み首を傾げ。表情と言っている事が正反対だが了承してくれたし、気持ち良くすれば良いのだろうと楽観的に考え「じゃ、いただきます」と今更ながら手を合わせるや否や口付け、舌を入れた所で様子を見ようと動きを止めて)

早瀬

じゃあ次のテスト本気出してね?(もちろん満点だろうという期待を胸に相手と勝手にそんな約束を結び、なんとも自分勝手だがそんなことは気にしていないようで。最早ヤケクソとも言える相手の大声に「眠くなさそうな大声だね」と完全に自分のペースに持ち込んでいて。自分の中ではムキになる相手の反応が可愛いと思っていたため、「うん、俺の中では可愛いよ」と大雑把だが正直に伝え。遠慮なく口付けをしてくる相手に戸惑いを感じるも、今回は息を大きく吸い込んでいたこともあってか苦しくはないようで。少ししても何もして来ない相手に薄っすらと目を開けて状況を確認しては)

>光月
ヤダよ、面倒臭い(半分も取れない様な自分の頭では当然無理だが嘘をついた手前今更無理だなんて言う訳にもいかず、そんな駄目人間の様な一言で断って。至極真っ当な指摘にピクリと体を震わせ、眠くないせいで眠そうな声など出せないが「っ…眠い」と極力そう聞こえる様小さな声で。何の躊躇いも恥ずかしげもなく堂々と言ってのける相手に一つの単語が浮かび「ああ、変人か」と口に出しては腕組みしたまま納得した様に頷いて。表情を窺おうと目を開けると相手と目が合い、ニヘラと軽い笑みを浮かべては大丈夫そうだな、と自分の舌と相手の舌を絡めようと舌を動かし)

早瀬

ウソ。ホントは取れないんでしょ、満点なんて。(自分でも取れない満点を取れるはずがない、としつれながら確信を持っているようで、相手の嘘を一発で見破ってしまい。今更眠さをアピールされても困るが、ここは相手に合わせて「じゃあ寝れば?」なんてあっさりと意見を変えて。思ったことをそのまま口に出す相手に、「変人って…君も変わらないでしょ」なんてこちらも頷いて。一瞬目が合えばどきりとして目を逸らし、相手の笑みを確認すれば目を閉じて、こちらも少しだけ舌を動かして

((あげー))

((あげ！))

((もいっちょ))

((めげずに！))

((あげます))