はぁ…そうっすか…。 (一歩も引く気を見せない彼に呆れたを通り越し何処か面倒くさくなってしまうと曖昧に返事をする。と、こちらの問いに答え遠い目をする彼に自分も一瞬遠い目で相手を見つめ又哀れむような笑みを向けると『お疲れさまです』とそれだけ呟く。すると急に空気が更に冷え始め少し考え込むと『家、こっちです。後目立つんで此羽織っといて下さい』そう言いつつ己が着ていたジャンパーを渡せば歩き始める)