…あの上に住んでる人だよ。( いきなり答えにくい質問を投げかけられて顔が引きずった。やはりこの国ではあまり着用されていない服装が問題だったのだろうか、と自分が着ているローブを一瞥するが、羽の存在を思い出すとすぐにそっちの方だと考え直し。本当のことを答えていいか一瞬迷ったが、それらしい言い訳も思いつかなかったので、諦めのような気持ちで人差し指を立てて空を指し示しながら答え。 )