主 2014-01-28 21:28:12 |
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>>アルダス
…大した話ではない、サラについて聞いてほしいだけだ。(アルバムを机に置き、自分も相手の隣に腰を降ろすとアルバムを捲って。そこに飾られたセレナにそっくりの彼女は笑っている。そこに気になる一枚の写真があった。まだ己も小さい頃の物で、だが少なくとも自身ではない男の子と、サラと、サラにそっくりな少女の写真。「聞いたところ、君達にはご両親がいない。貴族との関わりも無かったと思われる…だがこの少女はセレナと、…君ではないか?少し気にかかっていてね。」口を開くなりそう問い掛けて。)
>>ライル
…せめて、恐がらないでくれ。(見透かしているかの様な物言いをし、相手を見据える。そしてまた足首に視線を遣ると「…僕の足をあげることも出来ないからね。それに、返せば君は逃げてしまうだろう。逃がしたくないんだ、僕は君がとても怖いから。」と、何ともちぐはぐな言葉を返し、足首を優しく撫でては目を伏せて。正しく言えば、ライルの瞳がとても恐ろしく感じた。何処か自分と重ねた部分もあったが、自分にはない光のある瞳が自分を見ているのが、とても恐ろしいと。)
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