おー…色々ある…!…あれ、幽紀?…(多種多様なクレープのメニューが書かれた看板を嬉々とした顔で見つめていると、直ぐに相手が居ないことに気付き、勝手に走り出した事を思い出せば顔を青ざめさせながら慌てて人混みを探して。「…そう?髪は特になんにもしてないんだけどね?」顔の火照りをおさめるようにパタパタと手を扇ぎながら、己の髪を褒めながら触れる相手に不思議そうにもう片方の手で前髪を弄ってみて