あ、やっぱり如月君だ(本当に相手が合っていたことに驚きながらも、微笑みながら駆け寄ってくる相手が子犬のようにも見え、寝癖のついた頭を撫でてやりたくなるがそこはぐっと堪えて。「明日の授業の準備でもしようと思って」と相手の微笑みに合わせて自分も笑ってみせて。