【BL】下剋上【奴隷x主人】

っ...い...、った...
(引きずられるも抵抗出来ず覚束無い足取りで相手について行くものの、腿が痛み途中で床に倒れ込んでしまえば痛みに顔歪めながら足押さえ相手見上げて)

あ？何きたねー身体で休んでんだよ
((にらみあげてくる相手を自分の汚れきった足の裏で顔に当てると

おーおー、みじめだなぁ、オイ
((汚れ、臭う足の裏で顔をグリグリとふみつけると端整な顔が酷く汚れていくのに知らず知らず自分自身興奮しており

っ...う、嫌だ...、止めて、くれ...っ
(足の裏で踏み付けられれば屈辱に顔歪め堪らず顔を両腕で隠せば、珍しく弱々しい声音で告げて)

……全部、お前がやってきたことだ…よっ！！！！！！！
((顔から脚を離すとその脚をさっき踏みつけた同じ場所を渾身の力で踏みつけるとぐにゃ、と濁った音が聞こえ

ぅあぁあああ...っ！
(脚を思い切り踏みつけられれば悲痛な叫びを上げるものの、脚を押さえ体震わせながら体制を変えれば土下座する様な形になり先程の相手同様、床に頭を押し付け許しを請い)

((それに対し何も応えず非情な目で頭をガン、と踏みつけ相手の頭が床につくのをみるとフン、と鼻で笑い

謝れよ、赦しを請え
((またもｸﾞﾘｸﾞﾘと足で相手の頭を更に床に擦り付けるように押さえつけ

っうぅ…悪かった…っ、も…奴隷も…解放するっ、
(頭を踏み付けられれば痛みに顔歪めこれ以上抵抗したら何されるか分からないと思えば、床に頭擦り付けながら小さく謝罪の言葉を呟いて)

…
((その情けない姿に満足そうにﾌｯと笑うと踏みつけていた脚をゆっくりと退かし、すると廊下の奥から数人の執事とメイドが歩いてくるのを察し素早く脚の動かない相手を引きずり物陰に隠れ

……声だすなよ

っ…た、助け…て…！
(自分の情けない姿は分かっていたものの、今しか助けてもらえないと思い痛む足も気にせず立ち上がれば声上げて)

……っ
((その悲痛な声に一瞬表情がこわばり相手の腹に思いっきり蹴りを入れるとすぐ誤魔化すために不審がる執事達の前に出て行き


なんださっきの声は？
((ｷｮﾛｷｮﾛと周りを見渡す執事達に対しいつもの主人に対する様に膝まづき、

申し訳ありません、御主人様の寝言です。とても苦しそうにしていらしたので私のようなものがつきそっておりました。
((ｽﾗｽﾗと完璧な答えを述べ


(暴力的表現が多くてすみません…、苦手ではありませんか？

っ…く、ぅ…、
(腹に蹴りを入れられればその場に蹲り小さく咳き込むと、逃げる様に地面を這うも身体中が痛み眉顰めて)


(いえいえ、全然大丈夫ですよ！)

((つきっきりで見てろ、と言葉を残すとすぐに数名の使用人達と奥へ談笑しながらあるいていき

((その様子を立ち上がりながら興味無さそうに見つめると踵を返し部屋へと繋がるドアをあけ

っぁ…ご、ごめ…、
(扉が開けば怯えた様に瞳震わせながら後退りして)

((鍵をｶﾁｬと静かに締めると何も言わず無表情で相手の近くまで歩いていき､ﾊﾟｼﾝと部屋中に響く音で頬を叩き

お前、ふざけてるの？
助けてもらえるとでも思った？

……ねぇ、この糞長い髪、俺前から邪魔だと思ってたんだけど？
((ベッドに乱暴に投げつけると赤く腫れる脚に全体重をかけて乗り、長くｻﾗｻﾗとした黒の綺麗な髪を指で通したあとｸﾞｯと力を込めればﾌﾟﾁﾌﾟﾁといくつか抜け

っあ…痛…ごめんなさい…っ、
(段々と腫れ傷ついてく体を見れば苦しそうに眉歪め、目に涙溜めながら必死に何度も謝りながら相手の腕を緩く掴んで)

はは、怯えてるの？

ねぇ、動いちゃダメだよ？
((馬鹿にしたように笑ったかと思えば子供をあやすように頭を撫であげるとさっき落としていたハサミを手に取り

自慢の髪……、切ったげるね
((今まで一番の笑顔を見せると優しかった声色と一変し綺麗な黒髪を乱暴に自分のもとへ引っ張り

っ…こ、こんな事したら…他の使用人にもばれるぞ…っ
(相手の笑顔にぞく、と冷や汗流すも先程の執事やメイドが見たら直ぐにばれると思いそう告げれば、髪掴む手を掴み)

んなモンお前が気分転換に切ったって言えばいいだろ？あぁ？
((んなこともわかんねぇのか、と顔に唾をはくと、また頬をﾊﾟﾁﾝ!!と叩き

…い、嫌…だ、それに髪切るのなんか…一流の奴にいつも任せてるしっ、
(頬を叩かれ唇が切れれば口内に血の味が広がるも、髪を切られたくなくて必死になって言い訳を考えて)

俺でいいだろ？別に
((人差し指でハサミをくるくると回しながら、血が出てるのに気づき片方の手で傷口から口内へ血を塗り込むように中で指を動かし

なぁ、切ってくださいって言えよ

っん…ゃ…だ、
(指を口内に入れられれば嫌々と顔背け、相手の命令にも逆らえば俯いて)

言えよ、なぁ｢周様、俺の自慢の髪を切ってください」って言え

((口内を血だらけにするためにｸﾞｼﾞｭｸﾞｼﾞｭと音を立てるように掻き回し、それに加え脚をまたいたぶる様に力を入れ始め

一生あるけねー身体になるぞ、早く言え。
切ってやるからよぉ
((ハサミの先を髪にあて

っう…ぁ、っ…
(口内が血で染まり再び脚に痛みが走れば耐えられなくなり、ベッドの傍のガラス製のランプを床に落とし割れば執事等が来るのを待ち)

……ってめ！
((その大きく響く音に流石にまずいと思ったのか冷や汗をﾂﾂｰｯと一筋流し首根っこを掴むと口を押さえたまま大きく開いたクローゼットに自分諸共押し込むと相手の口を後ろから塞ぎ


((遠くから数人の足跡が聞こえて部屋の開く音が近くから聞こえると、春紀様！！という声が聞こえ、これには流石にまずい、と相手の口を強くふさぎ

っ…んん…ぅ、
(口を覆われれば苦しそうに眉顰めながらも、クローゼットの扉を何度か蹴りつければ必死に此処にいるという事を気付いてもらおうと)

……ん？
((誰もいない部屋を見ている最中、流石にその不自然な音に執事の一人が気付きクローゼットに近づく足音が聞こえてきて


((やべぇ……！、と一人どうするか頭の中で策を考えながらとりあえず相手をうしろにむかせ顔や脚を見られないようにするもとうとう開けられてしまい

春…っ、紀様、と奴隷…の……二人で何を？
((二人でクローゼットの中に入るとは何事だ、というように目をパチクリさせ


あ、いえ……、隠れんぼを……ですね
御主人様を見つけたのですがお休みになられてしまって……
((はは、と仕方ないというように頭を掻きながら喋ったら許さないというように指で相手の肉を抓ろうと爪を添え

…ん…ぅ…っ、
(執事の声が聞こえれば声を出そうとするも爪を添えられれば眉顰め、もぞもぞと身を捩らせながら必死に執事に助けを訴えて)

……ほんとに寝てるのか？
((まだ怪訝な表情を浮かべる執事に対し後は自分がベッドまで運びます、と一言添えると、まかせた と言いさそくさと１階へ戻ってしまい


((誰も居なくなるのを確認すると、クローゼットを派手にﾊﾞﾝｯとあけ足首を持ち引きずりながらベッドの上に投げ

っ…も、嫌…だっ…お前も執事も奴隷も解放するからっ…許して、くれ…
(ベッドに投げ上げられれば怯えた様に身を縮こまらせ頭を庇う様に丸くなれば、ぽたぽたと涙流しながら許しを請い)

((……こんな小さい奴に、と小さく震え涙を流す相手に色々自分は金儲けをさせられていた……、と拳を再度握り

じゃーさ、これからはあんた自身で身体売って金稼いで来いよ

どーせ自分で金稼いだことねーんだろ？
いい機会じゃねぇか、そしたら許してやる
((かみを乱暴に掴んで無理やり自分の目の照準に合わせ流れている涙を舌でなぞる様に舐めあげ

金なら幾らでもあるっ…だから、もう…、
(やっと今まで自分がしてきた事の重大さを知れば途端に弱気になり、今まで相手等が稼いできた金を返すと言えば怯えた様にそう告げて)

……んなこと誰もいってねーだろうが……ッよ！!!！！！！
((かねをあたえればいいという相手の考えに激怒適当な長さを手に取ると思い切りよく手に力を込めｼｬｷﾝ、とした音が響くと大量の髪の毛が相手の目の前をはらはら落ちていき

っ…あ…、
(目の前で髪を切られれば目見開き、慌てて切られた箇所を抑えたりと動揺し始めて)

動くなよ、手どけろ

指まで切り落とすぞ
((そう一言いうと手が抑えられている場所とは反対の髪をｻﾞｸｻﾞｸとテキトーにハサミを入れ

っ...ぅ、
(相手の言葉を聞けば本当に指を切られかねないと思い、恐る恐る髪から手を離すと短くなっているであろう髪を見られたくなくて俯き唇を強く噛み締め)

短くなって、男前になったな
((終わったのか片手で頭を撫でるように髪を払うとｷﾞｻﾞｷﾞｻﾞになった髪を見るとあまりにみすぼらしい髪型に馬鹿にしたように笑い

ほら、みてみろよ
((近くにあった全身鏡に無理やり顔を向けさせると肩に付かない程度の長さもバラバラの髪を見せに

っ...ふざけ...な...、
(鏡で随分と変わってしまった髪型を見れば目見開き、小さく体を震わせながら相手睨みつければ震える手で相手の胸倉を掴み強引にベッドへと押し倒して)

っと、……
((怒りで震える相手を馬鹿にしたように笑うと力がない相手に軽々起き上がろうとするもﾆﾔﾘと一瞬だけ笑い、

わ、悪い
そんなに、おこんなよ……な？
((力で押し負けた風に起き上がらず、焦る表情で体を震わせながら懇願し

...っ、いい気になりやがって...！
(今の体制だったら自分の方が有利だと思い、怯える振りをしている相手に気も留めず手を振り上げれば相手の頬を渾身の力で引っ叩き)

……って
((ﾋﾟﾘとした痛みが頬に走るも今までの暴力に比べれば全然耐えられるレベルで、相手の気分をよくするため、さらに震えて脅えたように演技し

な、んだよ 俺は主人にはむかった罰でこれから殺されるのか……っ

全部お前が悪いんだよ...俺をこんな無茶苦茶にして...っ！
(演技だとは疑っていない様子で甚振り殺してやろうと思っていて、咄嗟に傍にあったハサミを手に取ると強く握り締め振りかざし)

((…っやべ、と直感的に感じ力を精一杯込め横に避けると相手の力を込めたはさみがべっドにｽﾞﾎﾞと音を立て突き刺さり、殺されると思った瞬間頬に冷や汗が流れ

逃げんなよ...其処に居ろ...、
(薄ら目に涙浮かべながらも相手を殺す勢いでハサミを引き抜くと再び振り上げ相手に目掛け振り下ろし)

……ってめ、ぇ
((次も先程のように身をよじると右手を伸ばしハサミを持っている手の手首を掴むと力を入れ、相手のハサミを落とすとドアの方に蹴って手に取らせないようにし

っい...離せ...！
(手首を掴まれればこれではまた先程と同じだと思い、必死に身捩らせ抵抗すれば相手の腕に強く噛み付いて)

い……っ！！
((その鋭く走る痛みに眉を顰めるとﾊﾞｯと手を離し後ずさると、とにかく相手と距離を保ち

……てめぇ

っ...奴隷の癖に...主人に反抗しやがって...、
(震える手をぎゅっと握り締めながら睨みつける様にじっと見つめていて)

てめえが悪いんだろうが、何俺が悪いように言ってんだ、よ！！！！
((間を空けていたのを一気に詰め直ぐ様顔に足を一発決めると

っぅ......てぇ...、
(顔面を蹴られればその場に蹲り顔を抑えているも、このままではまた相手にいい様にされると直ぐに体起こして相手から逃げる様に後退りして)

……
((無言で無表情で段々近付いていき

っ...近寄るな...！今此処で死ぬのも嫌だろ...っ、
(小さく体震わせながらも大きな花瓶の横に立ち「少しでも近づいたら花瓶を割る...そしたら使用人が駆け付けてくるだろ...」と薄ら笑み浮かべながら呟いて)