…本当お人好し馬鹿(態とだろう、聞こえる様に言われれば何処まで勘違いしているのかとやれやれと溜息が零れる。けれどその言葉を心の何処かで臨んでいたのか、嬉しいのも事実で。これ以上は駄目だと心を押し殺してはボソリと呟き。己も歩みを進めて…今日はどうかしてる。夜になっても家に戻る気は無い様で何処か泊まれる場所はないかとぶらりと町を彷徨い)