え…?(思わず耳を疑ってしまう。今のが相手の本音だとしたら、どう反応すればいいのか分からない。酷く動揺しているのが自分でも分かるほど、相手の言葉は意外であった。「解決策?…それでお母さんが幸せになれるなら…僕に教えて?」動揺は消せないが、このまま踏みとどまっているわけにもいかない。安心なんて出来ない。正直信じていいのかも疑っている。そんな状態でおずおずと相手を見つめて。)