匿名さん 2013-12-13 03:10:35 |
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時は平成××年__
進化し続ける世界の中で唯一進化しない村があった。
_____逢瀬村。
名前の由来は解らないが、良くも悪くも新しい出逢いがある村だそうだ。
その村では着物姿も多く、まるで幕末の様。
とは言っても都会程では無いが車はあるし電気だって医療だって都会並に発展している。ただ町並みは幕末から変わっていないのだ。
その村には不思議な噂があった。
三日三晩熱を出して倒れた人間は村から姿を消してしまう、というもの。家族や親戚が付きっ切りで看病していても、いつの間にか眠っている。
そして目が覚めたら其処に有る筈の姿が消えている。
それは神隠しと言われ、三日に一人だけ消えるのだ。
そして被害者は6人になった。
それからは三日三晩熱を出す者は消え、神隠しも無くなった。そう、まるで役は揃ったとでも言うように…。
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