言ってくれればよかったのに、....嗚、番号知らないか、 ( 真顔でそんなこと言えば、思い出したようにそう言って。鞄からメモとシャープペンシルを取り出して何か数字を書けば、「はい、」なんて手渡して。「ホントかよ、」なんてけらけら笑って相手を再度なでては「大丈夫、?寒くねぇの、?」と聞、 「嗚ー、惜しい、俺それよりひとついったところなんだよな、」と悔しそうに呟けば