松岡 凜 2013-12-03 22:16:54 |
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…、ん(相手が一時的ながら場を後にしたせいも有って静けさが増し重たくなった瞼を綴じ睡魔に抗わずいっそ寝てしまおうかと思い掛けた刹那縁側の方の窓硝子越しに猫の鳴き声らしき物が聞こえ薄らと瞳を開けて其方を見遣り動物はさほど嫌いという訳でも無く身体を起こして何気なく覗いて見れば未だ小柄な猫が一匹ぽつんとしており「何だ御前…、何処から来たんだ?」そんな光景を見た以上放って置く事出来ず何時もの口調より幾らか優しさ帯びた声で話し掛けてはその猫にそろりと手を伸ばして)
(/ん、そうしろ.やっぱ前の名残で御前が居ないと俺も落ち着か無ェしな(ぼそり/首裏がしがし)
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