__...逃げんな。 (寝惚けた彼が己の声に返事をすればくす、と笑う。然しそんな呑気な事をしているのも束の間。いつの間にか己の腕から逃げようとする彼。彼が起きて布団から出てしまえば折角暖まったこの布団の中の空気が冷たくなってしまう。腕を掴まれるも退かす気配はなく。逆に更に強く彼を抱き締め密着する。照れてんのか嫌がってんのかわかんねぇな。と少し躊躇しながらも抱き締めたままで。)