>篠崎 運悪くな。今はもう止みかけてる。 (彼が目の前に現れると己を見て発した言葉に苦笑いを浮かべる。上記とともに片手の親指を立てて己の後方、玄関の扉を示す。取り敢えずコートとマフラーを脱ぎ軽く払う。「お邪魔する。」徐に靴を脱ぎきちんと揃えれば上がろうとするも靴下までも濡れていることに気付き「あ-、最悪。」と気怠そうに呟く。)