>紫村 ((いえいえ。ではまたの機会に >篠崎 (ソファへ疲れた身体を沈めるように腰掛ける。背凭れに体重任せ脱力した気分で時計を眺める。暫し経ってココアの匂いがしてこれば彼がすぐ側に。片手を延ばしカップを受け取っては口許へと運ぶ。甘い匂いが鼻を刺激すると頬が緩み一口、と口へ含む。「...美味い。」案外美味かった。一言だけ述べると取り敢えずテーブルにココアを置いて)