あれ…、…もうそんな時間? …… (携帯へと視線を落としつつ相手の言葉に返し。ポケットへと其れをしまうと立ち上がり、カーテンに手を掛けて。しかし、一瞬止まれば再び夏琳の方へと近付き、指先で相手の顎を掬って上を向かせ。顔を傾けながらスッと相手の唇に口付け。顔を離し、「…いってきます。」とヒラヒラ手を振り、カーテンを開けて教室へと向かっていき