999本の薔薇を君に。[黒ﾊﾞｽbl]

‥確かに､ちょっと嬉しいｱﾙ､な｡(天井を見つめ乍ら告げたれた言葉に僅かに考え込んでいたもふむ､と一つ頷けばふわりと表情緩めさせて｡少なくとも今の所己の存在が相手を変えているｲﾒｰｼﾞはないがいつかそうなればいい､何て淡い期待に胸を小さく踊らせて｡｢なｯ､笑う事ないｱﾙ!ﾜﾀｼだって申し訳ないぐらい思う!｣いかにも堪え切れませんでした､という感じで隣から上がった笑い声に思わず羞恥から顔に熱が集まりのがわかり｡鋭くも照れを含ませた声上げれば視線を其方に向けておく事が出来ず宙を彷徨わせて｡吐き捨てるかの様に告げられた言葉に一瞬意味が理解出来ないとでも言いたげに首を捻ったも直ぐに納得がいったのかにやりと楽しげに口角持ち上げては､｢もしかして､照れたｱﾙか?｣答えなどわかりきった上であえて問い掛け｡