999本の薔薇を君に。[黒ﾊﾞｽbl]

伸びたいと思って伸びたら苦労しねーんだよ。..くくっ、うん、俺もだ。嬉しい事言ってくれるな。尊敬されてるなら尚更負けられないじゃねーか。（嫌味か、とでも言いたげにじとりと相手に視線向け何処か悔し気な声色で述べた後、多少からかうつもりで零した言葉に一瞬詰まったものの余りにもさらりと返答された事に驚きを隠せないといった様子で暫しきょとんと制止。恥ずかしい様な嬉しい様な感情が入り混じっている心境で喉鳴らしてはゆるりと口元に孤を描き此方も素直な気持ちを述べてみようか。尊敬されている、と分かった以上此方としては其の期待を裏切る訳にはいかない訳で。然し一番大きな問題は身長差、ﾌﾞﾗﾝｸがある上に身長差もあるとすれば此方が負ける確率も十分にあるのだが相手の期待を裏切る訳にはいかず、しかも此れで負けたら先輩としての威厳が立たないだろうとにんまり笑っては好戦的な言葉を発する相手に向けて態とらしく指鳴らしてみせて。「俺が抜けてるっていうのかよ此の野郎。はいはい、何年先の話しかなー。」ﾁｯと大袈裟に舌打ちして此方に向けて差されている指をぺしんっと叩いては前記、自信満々に述べる相手を落とす様に適当な返事をして。よくよく考えてみれば己の好みと相手の好みが確かにﾊﾞﾗﾝｽの取れている事に気付けば、「何か改めてそう言われると恥ずいな...。」と照れた様に笑み零し。「偶にっつうのが引っ掛かるけど、何か俺が御前の顔崩せるってのは悪くない、な。」ほんのり染まっている頬を両手で包み込んではへらっと笑いつつ上記を述べ。）

（/遅くなってしまい申し訳御座いません。）