ったく…。( 仕方の無い、と言わんばかりに小さく口角を上げては赤くなってしまった頬を手の平でそっと撫でて。こうしているばかりでは一向に帰れないな、等と自分に呆れては暫しすると其の手を離し「…送ってくか?」とつい先程も聞いた様な気がするももう一度問い掛けて。人目を忍んだ関係となってしまったが一応は教師と生徒、気付けば時間も或る程度遅くなったのは窓の外を見れば分かるのか少し心配にもなって )