主、 2013-11-15 23:34:57 |
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>白野
(目を閉じていると徐々に眠りそうになってしまい、起きていなければとは思うものの目が開かず。起きる事を諦めようとしていた頃、頭上辺りから声を掛けられ漸く薄く目を開き。ぼんやりしていたせいか少しばかり反応が遅れてしまい、問い掛けに答えようと口を開いた所で相手は視界から消え。然し何処へ何をしに行ったのか確認する気力も無く、何より然して興味も無かった為に“返事聞かねぇなら聞くなよ”と心中で悪態を吐き。ふと相手が置いていった猫を見遣るとそっと手を伸ばして顎の下を撫でてやり、恐らくまた此処に戻って来るのだろうと憶測して)
>瀧田
…要らねぇ…。
(少しの間うとうとと微睡んでいれば何者かが部屋の扉を開閉する音が聞こえ、直ぐに相手の声が耳に入り。目を開けてみれば其処には矢張り世話焼きな相手の姿があり、存在を確認すればまた目を閉じて。問い掛けられる甘い物への苦手意識を承知しているような言葉に“何で知ってんだ”とぼんやりと考えながら返す言葉は相手の厚意に対し既に常套句となりつつある物。然し其れは眠気の余りほぼ無意識的に口にしていて)
>阿波島
黙れ馬鹿。
(リビングに何者かが来た事がわかるなり“面倒臭ぇ”と心中呟くも、直後掛けられた言葉に自分でも驚く程反射的に言葉を返しており。無論微睡んでいた事には変わらず、小さく控えめな欠伸を溢している最中頬に心地良く温かな感触がするとつい其れに甘んじてしまいそうになるが、ハッとして相手の手を振り払うべく体を起こすと背凭れに腰を下ろしている相手を面倒臭そうに見遣り「何だよ、」と不服げに問い)
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