ぬしー 。 2013-11-04 13:49:11 |
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_________、体育お疲れ様です。
(ガラリ、とまるで音を立てて開いた扉。其の場所には体操服を着た彼女の姿。軽く彼女を盗み見て上記を続けた。そのまま椅子を背中で軽く押した。ギィッと鳴った錆の音、彼女に近寄る為に立ち上がる。スリッパ独特の音が保健室に響く中、彼女の額に触れた。冷たい、手から感じる温度は貧血その物の冷たさ、無理はしないと約束したのに、そう感じる気持ち。気が付けば眉間には皺が。眉間に手を当てて彼女を見造る。心配したから苛立っているのだろうか、否、己は其処迄出来た人間では無い、きっと仕事が増やされるからだろう。彼女から離れて近くの机に手を触れた。引き出しに見えるのは薬、中には点滴の類も有る。その中から2つの点滴を取り出した。沢山の薬容器が連なり合う中、これを一発で取り出せるのは多分、慣れなのだろうと自負してしまう。「_________此処に座りなさい。」
近くのパイプ椅子を指差して、スリッパの音を鳴らして己はデスク近くの椅子に座ろうと、椅子を引いた。またギイッと鳴った椅子、腰掛ける様に座っては近くのパイプ椅子を数回叩く。彼女の制服類は教室から届けて貰っているし、勉強ならある程度は教えられる。この点滴は量が多いし、完璧に治癒していないのに授業に出させるのは駄目だ。時計をちらりと盗み見て今の時刻を確認、11時43分。もし授業に出られるとしても、5時間目以降___今は3時間目だから、まだまだ時間は有る。授業離脱の連絡用紙に適当な彼女の容態を記載して、机端に置いた。さて、そろそろ座っているだろう、彼女を見つめる。説教は後回しだ、時間は余る程幾らでも有る。先ず鞄は心待ちに置かせているから教材を取りに行く必要は無し、とすると、5時間目は最悪、此処で教えたら良いか。頭に回る思考を整理して彼女を見つめる。点滴薬は手元に当たっている。後はこれを点滴棒に繋げて彼女の腕に刺すだけなのだが、取り敢えず今はそんな治療を後回しに容態を聞かないとなにが何か、分からない。またギィッと鳴った椅子を後ろに、彼女と向かい合う形になると彼女を見つめて言葉を続けた。「________貧血だけですか?他に悪い所はあります?」白衣のポケットから黒のノック式ボ-ルペンを取り出して、ノ-トに記載して行く。こう言ってはなんだが本当に医療に携わる者みたいだと痛感した )
( 素敵なロルですよ、!俺がお相手して良いのかと言う位.../ ← / 駄目駄目な俺ではありますが宜しく御願いしますね^^ )
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