主 2013-10-27 17:10:02 |
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(相変わらず春ちゃんは朝から元気だ。そして……落ち着きが無い。まだ皐くんを待って5分も経っていないであろう。しかし、己に凭れたり石を蹴ったり話し掛けてきたりと忙しない。其れが鬱陶しいわけではなく、己は微笑んだまま預けられた体を支え、「_うん、そうだね。」と他愛も無い話に相槌を打つ。そうこうしていれば皐くんが姿を現し、多少眠たげではあるが挨拶を交わし。すると目の前で始まった幼馴染み二人の応酬。俺は何も言わずに其の様子を眺め。
_歩き出しながらも尚、皐くんに嫌味を投げる春ちゃんに続いて己も歩を進め、4、5歩ほど進んだ所で皐くんの方へと振り返って、「_…行こう? 皐……ちゃん。」と穏やかな笑みを湛えつつも少しだけからかってみて
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